二〇〇五年　睦月　如月　弥生　卯月　皐月　水無月　文月　葉月　長月　神有月　霜月　極月 二〇〇四年　睦月　如月　弥生　卯月　皐月　水無月　文月　葉月　長月　神有月　霜月　極月　 二〇〇三年　睦月　如月　弥生　卯月　皐月　水無月　文月　葉月　長月　神有月　霜月　極月 二〇〇二年　睦月　如月　弥生　卯月　皐月　水無月　文月　葉月　長月　神有月　霜月　極月 二〇〇一年　睦月　如月　弥生　卯月　皐月　水無月　文月　葉月　長月　神有月　霜月　極月 二〇〇〇年　睦月　如月　弥生　卯月　皐月　水無月　文月　葉月　長月　神有月　霜月　極月

二〇〇五年霜月二十六日 今日は「探偵事務所“５”」http://www.tantei5.com/index2.htmlの舞台挨拶。 林海象監督、永瀬正敏氏、貫地谷しほりさんとで池袋の映画館、「シネ・リーブル池袋」で。 劇場版、ネット版共々、じわじわと広がりつつある、このシリーズ、こんなに林監督と仕事するのも久しぶりで、２０年経ってもお互い、好きなモノは変わらないなあ〜と、感慨無量。 しかし、ここのところ仕事に追われていて、なかなか雑記帳を更新できませんでした。 スンマセン！！ 京都に行っていることが多かったのも一因なのですが、連ドラ、映画、年末放送のスペシャルドラマ等々が重なってしまっていたのです・・・。 加えて、短編の監督作品も平行して作業を進めているので、イッパイイッパイ・・・なのです。 ・・・言い訳ばかりで申し訳ないデス・・・。 予定表に放送予定等、載っておりますので、是非、ご覧ください。 また、１２月２８日には、恵比寿ガーデンプレイスの、都立写真美術館で監督作品や、植田正治の写真世界についてのトークショウもやりますので、是非おでかけくださいまし。 マキも「新・転位２１」http://www5b.biglobe.ne.jp/~tetsu21/の公演、「黙る女」に１２月5日まで出演中。 これは観なければ！！ しばらくは、我が家はドタバタです。

二〇〇五年霜月三日 写真の植田正治作品をベースにした監督作品に取り組んでいて、山陰ロケを終えたところ。 詳しくはまだ発表できないのだけれど、鳥取県境港で写真館を営みながら生涯アマチュア写真家の立場を貫き、そのシュルレアリスティックな作品で世界的に絶大な評価を得ているuedaーchoに挑むのは、なんとも怖れを知らぬ……というか、なんというか……。 けれど、昨年の、鳥取県は大山の麓の植田正治写真美術館で開かれた「松江」という写真展のトークショウで呼んでいただいたのを機に、一気にueda世界の虜になってしまった佐野にとって、これはもう、なにかに導かれて……としか思えないような偶然と必然が重なり、もう、突き進むしかない作品なのです。 オリジナルプリントの撮影はもちろん、実写の撮影も天候に恵まれて、雨が必要な時には雨が降り、曇天狙いでは曇り、ピーカンの時は晴れ、陰が必要な時には陰り……。 小泉八雲旧居、弓ケ浜、大山……。 まさに、神々の国で、八百万の、写真の神々にも守られていたようでした。 加えて、現場では、やはり植田作品を愛するカメラマンの安珠がスチールを撮ってくれました！ これがまた、素晴らしかったんダワ!! まだまだ、これからですが、想えば、写真を愛した父や、母の実家の出雲大社の写真館の、亡くなった叔父や従兄の魂も僕の中に注入されているのかもしれません。 幼い頃に嗅いでいた現像液のにおいや、暗室に灯る赤い光……。 デジタルに写真の世界が変わっていっても、変わらぬののは、世界を切り取るまなざし……。 日々、撮られる側の俳優が、監督として、どうレンズと格闘するのか……。 自分でも楽しみです。 まずは、１２月１７日から都立写真美術館で開催される植田正治展、鳥取の植田正治写真美術館での展示に、是非おでかけください！ １２月２８日には都写美で僕のトークショウも開かれます。 一度、どっぷりと浸ってみてくださいな!! 植田正治写真美術館　http://www.japro.com/ueda/ 都立写真美術館　http://www.syabi.com/ 小泉八雲記念館　http://www.san-in-tabi.net/kankou/map/matsue/yakumo-kinen/ 安珠　http://www.anju.jp/