2022年9月19日
多発性骨髄腫の治療について |
多発性骨髄腫の治療のため、抗がん剤治療、自家移植を経て、9ヶ月が過ぎました。
おかげさまで、順調に回復し、日常生活を送り、仕事も以前と変わらずに現場に臨んでいます。
入院中、自家移植後、退院してからも、メールやSNSで、励ましのメッセージをいただき、どれほど励みに、また、心強く思えたことか…。
感謝の気持ちが溢れるばかりです。
また、同じ病気で苦しんでいらっしゃる方、これから治療を受けようとなさっている方々からも、メッセージをいただくことがあります。
同じ病を抱える患者として、見知らぬ者同士ではありますが、心通うものがあるように感じられます。
とはいえ、治療方法について、その是非を問われると、具体的に意見を挟むことが、できないでいます。
治療を通して感じたことは、通常の治療であれ、民間療法を信じる方であれ、その効力は、個人個人によって反応が違うのだなあ…ということ。
これまでも、取材を通して、述べてきたことではありますが、やはり、治療する方と、患者、そしてご家族や大切な方との信頼関係が、最も大切なのだと思います。
もちろん、その結果がどうなるかは、わかりません。
僕にしても、この先のことは、どうなるか、わかりません。
けれど、治療に対して迷いなく臨み、経過をみながら、1日1日を過ごすことができれば、それで良いのだと思っています。
メッセージをくださる方の中には、僕とは違い、まだ、お若く、小さなお子様を抱えているお母さまもいらっしゃいます。
僕のようにこの先のことは、家族にしても、友人にしても、仕事仲間にしても、自分で考えてくれ…などと、呑気なことは言えません。
どんなに不安なことかと、心中をお察しするばかりですが、どちらにしても、治療方法にしろ、日々のことにしろ、何かを決断し、それを受け止めていくしかないことは、変わりないと思うのです。
どうすれば、心安らかに、日々を送れるのか…
答えは出ないかもしれませんが、僕の場合は、主治医の説明をよく聞き、家族とも意見を交わしながら、食事や運動など、体調に気をつけて日常を過ごすことで穏やかな日々を過ごすことができています。
たまに、体調が良いからと、調子に乗って動きすぎ、体調を崩すこともあるのですが…f^_^;
まだまだ体力も免疫力も低いのだから、気をつけねば‼︎
気圧が低いと敵面、体がだるくてたまらないほどになったりもしますし。
メッセージをくださった、お子さまを抱えるお母さまに、直接お返事をしようと思ったのですが、携帯メールだったからか、理由はよくわかりませんが、サーバーの相性か何かかもしれませんけれど、お返事できなかったので、この機会に、これまで同じ病にかかった方々からのメッセージへの想いも含めて、徒然に記してみました。
戦争で命を落とす人、事故や事件で亡くなる方、自死を選ぶ方…死について、正面から向き合うと、鬱々としてしまうのは、仕方がないことかもしれません。
ならば、今日1日を生きている喜びを噛み締めて過ごしていこうと思うのです。
カッコつけすぎかな???^^;
草木のように、流れる雲や、海や川のように、自分のことも感じられると良いんですけどね〜
なかなかね〜
ま、そんな感じです。
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