東京都写真美術館10周年記念特別企画展 「植田正治:写真の作法」[僕たちはいつも植田正治が必要なんだ!]
■会 期:2005年12月17日(土)〜2006年2月5日(日)<※1/2(月)〜1/4(水)は年始特別開館
■休館日:毎週月曜日(休館日が祝日・振替休日の場合はその翌日)※12/29〜1/1は休館
■会 場:3階展示室
■料 金:一般 500(400)円/学生 学生 400(320)円/
中高生・65歳以上 250(200)円( ) は20名以上の団体
※小学生以下および障害をお持ちの方とその介護者は無料
※第3水曜日は65歳以上無料 ※東京都写真美術館友の会会員は無料
■Period:December 17,2005 to February 5,2006
■Closed Day:Monday (Tuesday if Monday is a national holiday)
■Venue:Exhibition Gallery, 3F
■Admission:Adults ¥500(400)/College Students ¥400(320)/
High School and Junior School Students, Over 65 ¥250(200)
※ The figure in parentheses refers to a group discount rate applicable to groups of 20 people or more . ※Admission is free of charge for disabled persons and their caretakers ※Admission is free of charge for members of the Tokyo Metropolitan Museum of Photography. ※Admission is free of charge for persons aged 65 or older on the third Wednesday of each month.
12月28日(火)[14:00〜16:00]東京都写真美術館「植田正治・写真の作法」トークイヴェントに佐野が出演します。写真家の安珠さんとともに、企画の金子隆一さんの司会で植田正治の写真世界の魅力についてのひとときをば・・・。
昨年、鳥取の植田正治写真美術館で展示された植田正治作品「松江」のトークイヴェントに呼んでいただいたのが縁で、すっかり植田正治の写真に魅せられた佐野であります。
今回の展示はかなり珍しい作品も並ぶようです。
植田ファン、写真好きの方はもちろんのこと、未体験の方も、是非、その魅力に触れてみてください!
ひとことでは言えないのだけど、ものの見方、世界観、表現に対する姿勢、俳優の仕事にも通じていて「これだあっ!」と、秘伝書を発見したようなヨロコビが・・・!!
現在、制作中の映像監督作品「つゆのひとしずく」は30分ほどの小品ですが、植田正治のオリジナルプリント1000余点のなかから176点を選び、そこから物語をたちあげました。
静止画を積み重ねて物語を紡ぎ上げる作業は、まさに映画のなんたるかをも教わり、物語から映像をつくるのではなく、映像から物語がわきあがる過程を味わう喜びは、なんともいえないものでありました。
そして、やはり山陰の、松江ゆかりの作家、敬愛する、ラフカディオ・ハーン〜小泉八雲の文章からもその世界観を引用し、重ね合わせ、言葉と映像をmix!!
佐野の好きな世界のコンピレーション・アルバム・・・といったところでしょうか?
脚本、構成、監督、そして、実写部分の出演・・・と、もう、逃れようもありませんが、植田調の画の力を得て、なんとか良い作品にしたいと思っております。
また、音楽監督に加藤和彦さんをお迎えして、世界はさらに深みへと・・・。
ザ・フォーククルセイダースでもって日本の音楽シーンを変革した加藤和彦氏もまた、佐野にとって重要な人物なのであります。
植田正治、小泉八雲、加藤和彦・・・佐野史郎の世界や、いかに!?
まずは、今回の写真展から、ひもといてはみませんか?
「つゆのひとしずく」の実写部分では、安珠さんが、その撮影風景や作品を撮っていらっしゃったので、トークショウではそんなところもお見せできそうです。
是非是非、お待ちいたしております!