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19:30―――開演(「カラオケ」のオープニング・ミュージックで佐野監督登場) ◆まず、本編で野口五郎さんが熱唱した「マドモアゼル・ブルース」を佐野監督が唄う。 ◆佐野監督が妻であり映画「カラオケ」では、段田安則氏の奥さん役を演じた石川真希を紹介。彼女のバンド、マキニカリス登場 カラオケ・ボックスで唄われた「虹色の湖」を唄う。(マキニカリス&佐野) もうすぐCDデビューするマキニカリスが、レコーディングした曲の中から3曲を披露。 ◆再び佐野監督が登場しマキニカリスをバックに、タイム・スリップ時代の曲で、ライヴでは唄われていたが、まだレコーディングしたことのない「セントラル・アパート」を唄う。 ◆マキニカリスに替わり、「カラオケ」のサウンドトラックでハモンド・オルガンを演奏したエマーソン北村氏が登場。 佐野監督ソロ・アルバムの中から、アルバムのタイトルにもなった「君が好きだよ」を二人で演奏。そして「カラオケ」で佐野監督が歌った「ガールフレンド」(佐野&エマーン北村) ◆続いて、「カラオケ」のサウンド・トラックを作っためいなCo.(浦山秀彦&熊谷陽子)を佐野監督が紹介。 映画サントラの曲を演奏するのをバックに、佐野監督はトークを続ける。(めいなCo.&エマーソン北村) ◆ここで「唾くれ男」玉袋筋太郎+水道橋博士の浅草キッドが登場。 「唾くれ男」登場シーンの曲なども演奏され、その演奏をバックに浅草キッドのトークが炸裂。 玉袋氏は「唾くれ男」のはずなのに、一生懸命唾を吐く練習をしていたとか、坪田少年のストーカーと化す役を続けていくうちに疑似恋愛に陥り、本当に坪田くんを好きになってしまった話など、水道橋博士のネタフリと突っ込みによって次々と明らかになっていき、場内を湧かせる。 ◆ここで、真打ち、カルメン・マキさんとギターの春日博文さん、ピアノ/アコーデオンのリクオさん登場。 マキさんの圧倒的な存在感と歌のうまさで、会場は盛り上がる。 しかし、ライヴがはじまってから演奏中にもかかわらず咳なのか奇声なのか分からない声を発する人がおり、浅草キッドのトークにも口をはさんできたりする傍若無人振りを発揮しはじめていた。 その人のお陰で、関係者にとっては違う意味で緊張感のあるライヴになっていたが、マキさんの歌にコーラスまで付け始め(しかし、これが上手いので最初は気が付かないほど)、佐野とマキさんのトークの途中で色紙を持ってステージに上がってきてしまうほどエスカレート。 そういえば、佐野監督が唄っているときに耳を塞いでいた人がいて驚いたのだが、まさにその人だった。カルメン・マキさんの熱狂的なファンだったのだろうか。しかし、アブナイ人だった。 佐野監督とカルメン・マキさんの映画「カラオケ」についてのトークが少しあり、最後は主題歌「戦争は知らない」でフィナーレをむかえた。やはり、名曲でした。 ◆終演後の打ち上げでは、カルメン・マキさんの友人でもあり、佐野監督も影響を受けている武術研究家の甲野善紀氏が肌身離さず持っている日本刀を、石川真希がステージで振り回しているという、最後まで危ないライヴでした。 |
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