★「化粧師」のロケで椎名桔平さん、池脇千鶴さんと。
|
日帰りで京都。
「化粧師ーKEWAISHI」のロケです。
先日撮った桜の木の下のシーンのラッシュを観たところ、もう少しカットを撮り足したいとの監督の意向で。
椎名さんも、池脇さんも、すっかり大正のムードに馴染んで、イイカンジ。
5カットほどだったので、日没には十分間に合いました。
着物を手に取るカット等・・・。
池脇さんの着物姿も板に付いています。
作務衣の椎名さんは、雪駄ではなく、革靴を履いているんです。
ちょっとしたアイデアが、人物象を浮き上がらせて行きます。
ところで昨夜、渋谷のシアターコクーンでやってる、「マクベス」を観に行きました。
劇団時代からの悪友、六平直政(ムサカナオマサ)がヴァンコー役で出ていたので。
主演は唐沢寿明さん、大竹しのぶさん。
六平は、相変わらずヘンテコな芝居してました。
でも、可笑しくて良かったよ。
余計な芝居もいっぱいしてたけど、やっぱりお芝居って、わざと演じてるっていう時間を確認しながらやってる時がサイコー!
そういう意味じゃ、大竹シーちゃんも流石!
「ウマイナー・・・なり切ってるなー」って見える人もいるかもしれないけど、もう、わざと!
勿論、達者だから出来るんだろうけど、内心「ナニヤッテンダロ、こんなに熱演して」っていう神経が観えて、それが良い!
手についた血の幻影に悩ませられ、夢遊するシーンなんて、コントみたいなんだけど、そこが良い!
梅津栄さんもね、さらっと演じてらっしゃいました。
媚びないところは、流石。
主演の唐沢さんに至っては、徹底してクール。
熱く演じているように見えるかもしれないけど、醒めている。
もう、直球でね、決してひねらない。
フリをしない。
わざとやってる。
自分が見えてる。
だから、とても孤独。
そこが良い。
だけど、芝居って、こんなにショーで良いんだろうか?
と考えさせられはしました。
お客さんたちが満足しているんだから、やっぱりそれで良いのかな?
さてと、ジョンスペでも聴こっと!
ギャイーン!!!!!!!!!