二〇〇五年　睦月　如月　弥生　卯月　皐月　水無月　文月　葉月　長月　神有月　霜月　極月 二〇〇四年　睦月　如月　弥生　卯月　皐月　水無月　文月　葉月　長月　神有月　霜月　極月　 二〇〇三年　睦月　如月　弥生　卯月　皐月　水無月　文月　葉月　長月　神有月　霜月　極月 二〇〇二年　睦月　如月　弥生　卯月　皐月　水無月　文月　葉月　長月　神有月　霜月　極月 二〇〇一年　睦月　如月　弥生　卯月　皐月　水無月　文月　葉月　長月　神有月　霜月　極月 二〇〇〇年　睦月　如月　弥生　卯月　皐月　水無月　文月　葉月　長月　神有月　霜月　極月

二〇〇三年極月二十三日 「独身３」の最終回を観る会を、恵比寿のとあるお店で、有志が集まってこないだやりました。 視聴率もだんだん上がってきていたので、一気に盛りあげようと!! １０年ほど前は、よく、ＴＢＳのドラマで、最終回をホテルのスイートルームにスタッフ＆キャストが集まって観る会をやっていましたが、今考えりゃ、あれも随分バブリーな話だったな……。 「誰にも言えない」の時なんか、主題歌「真夏の夜の夢」をユーミンがタイトルに合わせて生歌で唄ってくれたりしていたものな〜。 時が経つのは早いものだ……。 最終回を観る会は久しぶりだったので、スタッフ＆キャストのコンビネーションって、やっぱり大切だな〜と思いました。 こないだお話した、「青×黒×白の女」の「黒の女」の林海象組の現場にマキと陣中見舞に行ってそのまま飲みに行ったり、ＮＨＫ−ＢＳ２の小津監督特番「秘められた恋」の打ち上げがあったり、年末らしく、忘年会が続いています。 が、しかし、クリスマスは「ドールハウス」の収録で緑山スタジオに全員集合で軟禁状態!! 全員、諦めて、収録では「クリスマスをぶっとばせ〜!!」と怨念のエネルギーをぶつける気です！ きっと迫力のある乱闘シーンになることでしょう。 フセインが捕えられたり、義丹んトコがモメてたり……、色んなこともあるのだけど、カメラの前で演じるしかない佐野であります。 愛と憎しみ、信頼と裏切り、正義と悪……なかなか許す……ということのできない人間です。 まあ、確かにテロ行為は事実なのでしょうし……。 戦い続けるからこそ人間だ……とも言えるのでしょうが……。 こうしてノラリクラリしてる自分が一番タチが悪いかもな〜。 かと言って、善良の仮面もまたオソロシイしな……。 なんとかしなくちゃな〜と、口では言ってみるのだけれど……イカンイカン、年の瀬にボヤキが入っちまったぜ！ 年忘れだぁ〜やるだけやるさ!!!

二〇〇三年極月十五日 東京はとても寒い日が続いていますが、ここ２日ばかり天気がよくて、洗濯日和が嬉しい〜。 ……オトーサンは洗濯もすりゃ、洗い物だって掃除だってしますよ〜……と、たまに家事をやりゃ、この自慢だァ!!! 「ドールハウス」の収録の合間、お正月の深夜ドラマが急に飛び込んで来て、2日間、強行突破のロケをやってました。 20分ばかりのショート・フィルムなので、スケジュールが2日ということでしたが、それでも時間との戦い……日のあるうちに消化しなければならないシーンが続くと、ＮＧも出せないし、カット数が少ないので、1シーン、1カットならぬ、２シーン、３シーン１カットなんてのが続き、ほとんど、舞台の本番！ってな感じでした。 共演は、ともさかりえサン、堀部圭亮さん！ ヤクザなふたりの間にはさまれたともさかサンや、如何に!? ともさかサンとは初共演でしたが、ものすごく勘の良い方で、芝居のやりとりが楽しくて仕方がありませんでした。 堀部サンも初めてでしたが、カッコ良いワ、あの人!! ガンアクション、緊縛、コスプレもあって（？）……まあ、オタノシミに!! テレビ東京系列なので、観れない方もいらっしゃるでしょうが、ＤＶＤにもなるようです。 そうそう、「青Ｘ黒Ｘ白の女」という、3本のオムニバス・ドラマで、ともさかサンがそれぞれの女を演じます。「青の女」が緒方明監督で…そういや、ともさかサンの衣装、青だったなァ……そんなことかぁ？……ま、ネタバレしないよう、ここだけの話にしといてください。 林海象監督も一本撮るのですが、林組の佐野、そちらには出演しておりません。でも、現場に見学に行こうかな……。 いや、なんだか、面白そうヨ!!

二〇〇三年極月四日 なんか、マメに更新してるな〜。 昨日、今日は、来年の1月スタートの連続ドラマ「ドール・ハウス」（ＴＢＳ系列）のスタジオ収録。 相方、益岡徹サンと一緒です。 一緒に演じていて、とても楽しいのだ、このヒトは!!! 「ドール・ハウス」というショウ・クラブ……元来のキャバレーですな……のセットはとても豪華!! 小池栄子さんはじめ、ダンス・シーンも鮮やかに……華やいだスタジオ風景です。 ママ役の松下由樹さんと3人のシーンをやってみて、なんとなく方向が見えたような……モチロン、これから七転八倒するのでしょうが……。 山崎哲さんの二人芝居「春」で、ドップリと一秋を過ごした相方、安達祐実さんもワルイ役で登場です!!爆弾役なので、どう出るかが楽しみ。 あの、追い詰められた稽古と本番の日々のことを、会っても語ることはないのですが、それほどシミる舞台だったということでしょう!! 益岡サンもそうだけど、ビッチリ充実し、質量のあった仕事を過ごした人ってのは、どうやら僕にとっては特別のようです。 そして、今日は、とびきり特別な人が緑山スタジオにいました〜!! ＴＢＳ系列で放送中の「ヤンキー母校に帰る」に出演中の、師匠、唐十郎さんが隣のスタジオに……。 楽屋を訪ね、しばし四方山話を……幾つになっても、師匠の前では緊張します。そして、色々教わってきたことの多さに改めて気付かされます。 あまりドラマに出ない唐サンですが、「北の国から」のトド役は記憶に新しいし、素晴らしかったですよね〜。 真の怪演!?をお茶の間でも、もっとブチかまして欲しいと思うのは僕だけでしょうか？ そうそう、……先日、立川談志さんの独演会に行ったのですが、凄かった〜!!! ありゃ、もちろんテレビサイズに納まるものではありません。だからこそ、直に伝わる温度感に、震えおののき、涙するのでしょうが、そりゃ、唐サンの紅テントも同じ事。 天才たちの芸を目の当たりにすると、ヘコみもしますが、なにくそ!!　とも思います。 テレビが壊れてしまうようなドラマ、諦めないでいたいものデス。 お昼ご飯、５階の食堂で益岡サンと食べてたら、川平慈英氏がやってきて、３人でワイワイ……。 「特命リサーチ〜」のメンバーもやはり、特別だなあ〜会えばとてもウレシイし、ホッとします。 みんなどうしてるかな〜松岡ルームの面々…。

二〇〇三年極月二日 東京は久しぶりに良い天気です。 どこのお家でも、洗濯機、ガンガン回してるんだろうな〜。 昨日の12月の1日は雨。 16歳、高校一年生の時の12月1日、同じクラスの親友のアズキの家で、はっぴいえんどの「12月の雨の日」を聴いていたのを覚えてます。 12月になったばかりの１日に遊びに行って、雨が降っていたので「12月の雨の日だな〜」と話したのを覚えているのです。 まあ、どうでも良い記憶なのだけど、これは覚えておこう……と思っていたので、記憶しているのです。 そんな雨のなか、ＮＨＫに「シネマナビゲーション」の打ち合わせに。 小津作品について何を喋ろうかな…と、あれやこれや……。 終って、やはりＮＨＫ−ＢＳ２小津特集の「今村昌平と小津」（『秘められたエロス』改題、エロス〜ってのがあまり好ましくないようです？）のナレーション録り。 夏海カメラマンの映像が美しい!!……です。 なんか、オモシロイぞお〜。 小津監督の恋愛感に迫る今村監督！ 今村監督＆佐野の2ショット映像が、妙でした。 放送は12月7日、23時からです。 こんな晴れてさわやかな日は小津監督縁の茅ヶ崎、小田原……気持ちが良いだろうな〜。 さ、仕事、仕事……と。