昨日は父の一周忌。
しかし、このような旅が続いている故、田舎にも帰れず、喪主を務めたワタクシとしては、チト松江の母たちには申し訳ない気分。
一周忌の法事は12月に祖母の一周忌と併せて催すことに……。
しかし、役者は親の死に目には会えない……と言われるなか、去年、共に葬儀を務めることができたのだから、シアワセモノです。
どうだろう?
アノ世の父よ、まだアレコレ心配ですか?
……とにかく、いっつも心配ごとだらけ、不満だらけの父でしたからね。
さて、そんななか、福岡も最終日。
西鉄ホールの2日間を終え、今日は三輪町という、少し離れたところ。
トムプロジェクトの旅公演は、大掛かりな芝居ではいけないようなところにも多く周る。
キャストも少ないし、身軽にどこへでも出かけ、しかもそんなに高くないらしい(?)ので、呼び易いということらしい。
ま、そのお陰で、全国飛び回る連日の公演となるのだが……。
昨日は山崎さんも駆けつけてくださったので心強かったのだが、デキは……うーむ。
お客さんの反応も悪いわけではなく、主催者の中村女史も、福岡初日より良かったとおっしゃってたけど、納得いかず。
苦しい日々が続くなあ。
ホント、やればやるほど難しい!!
開演前に山崎さんに観てもらい、ホールによって変わる声の大きさや、芝居の取り組み方に対し、改めて指針を与えられる。
毎回、自分たちで課題を持って舞台に挑むのだが、やはり演出からの指示に勝るものなし!
前半はその成果があったようにも思うが、後半、集中力に欠けた。
くそっ!
しかし、昨日は、携帯電話は続けて鳴るわ、なんか、ホールのスピーカーからノイズは鳴るわ……で、それでも、それを芝居に取り込みつつ進めては行ったのだけど、やはり緩むなあ……。
終わって岡田P、山崎さん、祐実ちゃんたちと「たらふくまんま」という店に。
看板も出てない普通の民家風。
穴場のようだ。
生牡蠣や松茸の土瓶蒸しをいただく。
美味。
器も備前風なものやら、様々な工夫がなされていて目にも楽しい。
有田焼きもあるし、流石、焼き物の九州!
ま、せめて、終演後の楽しみだけは許してチョ!!
あの世のオヤジにも、献杯。