台風、地震……まったくもって踏んだり蹴ったりの日本列島ですが、被災地の方々にはお見舞いの言葉も届かぬありさまの様子……。
コンビニの義捐金箱に、せめておつりを入れたいもの。
かつて、富山県沖でタンカーが座礁し重油が流出した時に、ちょうど芝居で、その地を訪れたことがありました。
ボランティアの方々が続々と訪れているというのに「芝居なんかやってる場合じゃないな〜」とも思いました。
ですから、「そんな時だからこそ楽しみたい」と、劇場に足を運んでくださった方々には感謝、感謝でありました。
さて、芝居の稽古も始まって、なにやら面白くなりそうで……。
「マダラ姫」は殺人事件の犯人探し、サスペンスものの体裁はあるものの、例によっての竹内銃一郎ワールド。
フザケタ世界が広がっていきます。
「出演者にも稽古終るまで犯人は教えない」……なんて、稽古のし方。
当然、「オレは犯人だけどシラバックレテいる」なんて演技はできず、させず……お互い探りあいながらの日々が続きそうです。
日によって犯人が違う…なんてことはない……とは思いますが……。
チケット発売中です!
是非、是非!!!
……芝居の宣伝のための番組に出演する以外は、稽古や原稿の日々……。
唐さんのところの芝居を観に行ったり、埼玉まで「マン・レイ展」を観に行ったり……。
巌谷國士先生と新宿の歴史博物館で、小泉八雲の対談をさせていただいた時に、先生が「マン・レイ展」を監修をなさっていることを伺い、駆けつけました。
良かったな・・・やっぱ、すんごい想像力……。
今年は岩波文庫からブルトンの「ナジャ」も先生の新訳、改訂版で出たし、シュルレアリスムがやはりキー・ワード!
それを根底に持つ唐さんや竹内さんの存在は、芝居をやる上でやはり、大きい!!
DVD−BOXも年内に完結する、大好きなアンゲロプロス監督もシュルレアリストだとあえて言おう。
アンゲロプロス、小泉八雲……共にギリシャ出身というのも符合するぞ。
……いかん、いかん、原稿の校正が先だあ〜!!
ここまで!