雑記帳

二〇〇五年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神有月 霜月 極月

二〇〇四年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神有月 霜月 極月 

二〇〇三年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神有月 霜月 極月

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二〇〇一年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神有月 霜月 極月

二〇〇〇年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神有月 霜月 極月

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橘井堂二〇〇四年神有月二十六日

台風、地震……まったくもって踏んだり蹴ったりの日本列島ですが、被災地の方々にはお見舞いの言葉も届かぬありさまの様子……。
コンビニの義捐金箱に、せめておつりを入れたいもの。

かつて、富山県沖でタンカーが座礁し重油が流出した時に、ちょうど芝居で、その地を訪れたことがありました。
ボランティアの方々が続々と訪れているというのに「芝居なんかやってる場合じゃないな〜」とも思いました。
ですから、「そんな時だからこそ楽しみたい」と、劇場に足を運んでくださった方々には感謝、感謝でありました。

さて、芝居の稽古も始まって、なにやら面白くなりそうで……。
「マダラ姫」は殺人事件の犯人探し、サスペンスものの体裁はあるものの、例によっての竹内銃一郎ワールド。
フザケタ世界が広がっていきます。
「出演者にも稽古終るまで犯人は教えない」……なんて、稽古のし方。
当然、「オレは犯人だけどシラバックレテいる」なんて演技はできず、させず……お互い探りあいながらの日々が続きそうです。
日によって犯人が違う…なんてことはない……とは思いますが……。
チケット発売中です!
是非、是非!!!

……芝居の宣伝のための番組に出演する以外は、稽古や原稿の日々……。
唐さんのところの芝居を観に行ったり、埼玉まで「マン・レイ展」を観に行ったり……。
巌谷國士先生と新宿の歴史博物館で、小泉八雲の対談をさせていただいた時に、先生が「マン・レイ展」を監修をなさっていることを伺い、駆けつけました。
良かったな・・・やっぱ、すんごい想像力……。
今年は岩波文庫からブルトンの「ナジャ」も先生の新訳、改訂版で出たし、シュルレアリスムがやはりキー・ワード!
それを根底に持つ唐さんや竹内さんの存在は、芝居をやる上でやはり、大きい!!
DVD−BOXも年内に完結する、大好きなアンゲロプロス監督もシュルレアリストだとあえて言おう。
アンゲロプロス、小泉八雲……共にギリシャ出身というのも符合するぞ。

……いかん、いかん、原稿の校正が先だあ〜!!
ここまで!

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橘井堂二〇〇四年神有月十七日

今日は秋晴れ。
気持ちの良い朝です。

海外での撮影が続いて日本を出入りしておりましたが、ようやく終りほっと一息。
ここのところ「マダラ姫」の宣伝のため、バラエティー番組に出たりしとります。
他には、小泉八雲没後百年記念の講演に呼んでいただいたり……。
芸術の秋……だからでしょうか、そんなこんなが続いてます。
大好きなギリシャの映画監督、テオ・アンゲロプロスのDVD−BOX全4巻が年内には 出揃ったり…。
僕も解説に参加させてもらってます。
これは、一生涯、何度も何度も繰り返して観る価値のある作品ばかりです!

まあ、しかし、何と言っても、久々のJIS企画、竹内銃一郎氏の新作「マダラ姫」 の稽古が始まりますし、演じるこちらも大変楽しみであります。

といいつつ、ロック魂も忘れずに……。
11月13日は下北沢のCLUB251、11月29日も同じく下北沢で、こちらはクラブQ。
どちらもイベントに呼んでいただきました。
12月29日は吉祥寺のマンダラ2。
こちらは「佐野史郎の音楽鉄路vol.3」であります。
いずれもTHE RICEでの登場であります。

年内、じっくりと味わいつつ、お付き合いくださいませ。

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橘井堂二〇〇四年神有月七日

2日に行われた、「MG35周年記念LIVE」も、大盛況のうちに無事終了。
それぞれの演奏に、お客サンたちは大満足してくださったことと思います。
前半のアコースティックセットの進行をお願いした、中川イサトさんにも、大変助けていただきました。
感謝であります!!
し、しかし、あれだけの出演者……ディランIIの再結成や、友部正人さんの25年ぶりの松江での演奏……等々、印象深かったです。
もちろん、1部のトリは高田渡サン!
後半のロックセットでは、恭司が高校時代に参加していたバンド、クイーンマリーが再結成、ボーカル&ギターの原洋一さんとの再会で、当時のファンは泣いておりました。
僕、山本恭司、GRACE、湯川トーベンの変則バンドでも5曲ほど。
BOWWOWのsilver lightningやステッペンウルフのborn to be wildで、ロック三昧でした。
ニールヤングのohioもやったよ!
キセルも本当に松江の街に馴染んでいて、流石、お母さんのルーツが島根半島だけありました。
みんな、とても喜んでいたよん!!
まあ、しかし、何と言っても、鈴木茂さんと岩沢二弓さんのデュオに加えて、GRACEとトーベンが参加して、ロックバンドで演奏された「花いちもんめ」や「砂の女」に、高校時代に我等が組んでいたバンド、WIND CITYの面々は、喜んでくれたことでしょう!
photo★リハーサル中。左から山本恭司、湯川トーベン、ドラムスのグレイス、遠藤賢司、鈴木茂、佐野史郎。
言わずもがなの、あっちゃんはモチロンのこと。
そして、そして、大トリはエンケン、遠藤賢司さん!
爆発でした。
茂さん、トーベンとの演奏は、今年はツアーでも回っていたので息はピッタリ!
完璧な演奏に、みんなうちふるえておりました。
アンコールの「東京ワッショイ」では、これが初顔合わせ!?という、山本恭司と鈴木茂さんのギター対決も見物でした。

何とか終って、ホッとしました。
ふう。

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