「ショムニ FINAL」の最終回の収録、終わりました!
相変わらずの悪役ですが、この道も奥が深く、満足がいく……ということがありません。
でも、楽しい収録でした。
ゲストでも、チームワークの良い組なので、すんなりと入れました。
江角マキ子さんて、同郷の出雲人のせいか、なんか懐かしい感じがするんだよね。
ちょいと、ローカルな話に花が咲いたり……。
ところで、昨日は9・11。
ヒロシマ、ナガサキ、8・15と共に歴史の1ページに刻まれることとなってしまった特別な一日。
共にグラウンド・ゼロ……と命名されているところに、アメリカの葛藤が見て取れるような……。
なんでこんなことになってしまったのか?
全ては産業革命のせいなのか?
神をめぐるものの考え方の違いがある限り、世界平和はありえないのか?
ならば、宗教という名の経済や、経済という名の宗教がなくなりさえすれば良いのか?
……いずれにせよ、過ぎた時間はもう戻らないし、僕も、そんな矛盾があったからこそ、この世に生を受けることができたのだろうと思うと、やはり、「なんのために」と意味を考えることが、バカバカしくなってしまう。
でも、それでは、生産性はなくなるし、殺伐としてしまう。
善悪でものごとを判断する……ということにこそ、問題がありそうだ……と、悶々としながら、生きているということに、感謝しよう。
珍しく、マイク・ブルームフィールド取り出して聴いてます。
R&RやR&B、ブルース、カントリー・ミュージック……大好きなロックも、全てヨーロッパやアフリカから流れこんできて、混ざり合ってアメリカで生まれた……。
そして、経済やファッションの流れに乗って、世界中に広がった……。
ネイティヴ・アメリカンのことを忘れてはいけない……と、やはり思う。
日本に帰れば、琉球やアイヌを始め、それぞれの古えの「クニ」に住んでいた人たちのことを考える。
だから、土着の音楽や祭典の重心の低さや軽やかさにも、また果てしなく惹かれる。
土着の文化が失われ、侵略の歴史のなかで、愛すべき文化が生まれたこともまた事実。
忘れない……ということなのかなあ……やはり。……先人に、ひたすら感謝するのみ。
けれど、侵略の歴史を美化してはならない……とは思うぞ!!
どうなんですか?
ブッシュ大統領!
小泉首相!?
いずれにせよ、何時か、この日本も、世界も無くなってしまう日が来ることだけは間違いがないようです。