昨日は九段会館の、細野晴臣さんのコンサートに行ってきました!
シャイネスというバンドを従えて…。すばらしいバンドメンバーや詳しいことは細野さんのサイトを検索してもらっていいですか? 出先で携帯から打っているもので…。しかし…よかったなあ〜ゆったりとしたグルーブに酔いしれました…。
遠藤賢司さんのように厳しくストイックに自己を追い詰める方法。細野さんのように新鮮さを保つために自己を縛らないようにしていること。どちらも表現に対して、自分に対して正直であることに打ちのめされます。
さて、今回の細野さんのライブは来年リリース予定の歌モノの!ソロアルバムの序章といったところしょうか? ろっかばいまいべいびい
に始まって、はっぴいえんどからホソノハウス、トロピカルのシリーズを経てYMO、カバーや最新曲まで35年を駆け抜けたようでありました。エレアコを持ってセンターで歌うホソノさん、一曲ごとにMCが入るのですが、まるで亡くなった高田渡さんのようだと思ったのは僕だけでしょうか?
スチ ールギターに確かに息子さんの高田漣さん、参加していましたが…。降りてきてたのかな?…
はっぴいえんどのファースト『ゆでめん』でヴォーカルに悩んでいたというホソノさんが、次の『風街ろまん』で「風をあつめて」を始めとする名曲を歌い上げたきっかけは、ジェイムス・テイラーの歌唱スタイルを参考にした…というのはファンには知られたことですが、高田渡さんの歌い方もずいぶん参考になさったようです。
大瀧詠一さんが、やはり はっぴいえんど時代に、バッファロー・スプリングフィールドのリッチー・フューレイを参考にした…というのと共に遠藤賢司さんのスタイルも少なからず影を落としていることとも重なり、表現のアプローチは違っても、求めるものは同じなのだなあ…と、あらためてシミジミ。そして同時代に彼らの音楽とともに過ごせていることにも感謝しつつ…。アア、シアワセ!!!
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