さてと・・・5月から始まった稽古、6月に松本に入り、全国各地の旅公演は一喜一憂・・・?でしたが・・・。 東京の公演が、これから始まります。8月5日まで、池袋の芸術劇場で! 旅の終わりは、沖縄でした。 梅雨明けした沖縄は、滞在中、ずっと強い日射しと暑さが続きました。 公演地は、那覇ではなく、沖縄市、コザ・・・でありました。 『キジムナーフェスタ』といって、世界各国から、演劇、舞踏、音楽などの芸能が集結するお祭りのなかのひとつとして我らが『いとこ同志』も参加させていただきました。 レセプションではトンガの方たちや、地元、沖縄の琉球歌劇の方たちと交流したり・・・。 「琉球KAGEKI 泊阿嘉/tumaiaka」という、琉球悲劇を現代の物語と交錯させたお芝居をみせていただいたのですが、主演の小嶺和佳子さんほか、みなさん、素晴らしかったです!! ワークショップも開かれていて、佐藤信さん、鴻上尚史さん、「ちゅらさん」の管 康弘プロデューサーなどもいらしていて、ビックリ!! 米軍基地から連なるゲート通りにある「ゴヤ市場」の屋台でみんなで飲んだり・・・。
★中城裏門跡(左)/ヤギ刺(中)/ヤギの金玉
★レセプションパーティー。スシとサシミはあっという間になくなりました!(左上)/ゴヤ市場の屋台(右上)/ゲート通りのクラブにて、ジェームスブラウン演奏してました。(左下)/ゲート通りにて。酔いつぶれるオッサンの枕もギター、さすが音楽の街!!
公演旅行の間に、続けざまに台風と地震が・・・。 宮崎も小倉も、なんとか台風をギリギリ避けられて公演できたのは良かったですが・・・被災地の方々の様子をテレビで観るにつけ、芝居で何ができるのだろう・・・と思ってしまいます。 それにしても、新潟の方々は、本当にお気の毒です・・・。 柏崎の原発も怖い・・・真実はどうなっているのでしょう? 東京に住んでいる僕らは、柏崎の原発から電気の一部を供給してもらってきたわけですから、地元の人々の安全は、自分たちが深く関わっていることでもあり・・・、断層のある真上に原発をこのままにしておくことは、この先できないでしょうから、本気で節電考えないと・・・です!! 島根半島にも鹿島原発があるのですが、地元のことも心配になってきます。 ・・・さて、今日から沖縄に発ちます。 芝居の方は・・・小倉の残りの2ステージは、ダメ出しが効いたのか、丁寧に物語と空間を追っていくことが少しはできていたようです。 ・・・板に乗っていると、なかなか自覚できないのですがね・・・。 まあ、そのくらい、演出家の存在は大きいのです! 小倉には母方の叔父一家がいて、みんなで観に来てくれました。・・・芝居の演目ならぬ、本当の「いとこ同士」が久々に集うことに・・・。 いとこたちは、今はオジサンですが、子供の頃は、5〜6歳離れていると、なかなか一緒に遊んだ記憶はなく・・・大人になっても、そうそう会うことはないのですが・・・いい機会に恵まれました。 しかし、離れていても、顏が似ていたり、音楽の嗜好が、そんな話はほとんどしたことがないのに同じだったりと・・・不思議な気がします。 従弟兄弟の兄の方は、山崎コーザンといって、津軽三味線の吉田兄妹のレコーディングやツアーにも参加している邦楽家ですが、ギターもやるし、弟の方も自宅にスタジオ作ってしまうほどの凝りようでした。 出雲にいる叔母の方の従弟も、ジミー・ペイジの完全コピーをやるようなロック好きで、気がつけば、申し合わせたようにみんなギターやってました。 叔父さんによると、母方の出雲大社の宮司、北島家から分家したお祖父さん(僕の代からいうとひいお祖父さんか、ひいひいお祖父さん)が義太夫をやっていたそうで、どうも芸事が好きな血筋ではあるようです。 なんだか、「徹子の部屋」みたいになってきたので・・・この辺で・・・。 今日は、昨日観たNHKホールの「くるり」のコンサートのこと書こうと思ってたのですが・・・そろそろ行かねば・・・。 後日、また、改めて! 行って来ま〜す。
九州を直撃した台風4号。 北九州は小倉での公演、飛行機が飛ぶやら、公演できるやら・・・と心配でしたが、なんとか開演。 交通機関によってはいらっしゃれないお客さんも沢山いらっしゃったようで、残りの二日に分けて振り替えて観劇していただくことを考えると、舞台に立つ事の重みを感じてしまいます。 北九州初日の芝居は、回数も重ねてきていることもあって、チームワークの乱れがあったようです。 作・演出の坂手洋二さんからキツ〜イ、ダメ出し!!!! 最後まで、初日の緊張感を忘れずに舞台に立たねば・・・。 演劇だから、お芝居をするのは当たり前なのかもしれませんが、舞台という現実の上で感じることを演じる・・・オシバイ・・・にしないようにすることのムズカシサよ・・・。 いやあ〜演劇って、ホント難しいですね〜。
宮崎。 昨夜は地元のエライさんがたにご接待いただき、宮崎の地鶏などの美味しいものをいただきました。 ・・・こんなことばっかり書いてると、気楽な仕事に思われてしまうな〜ヤバイな〜。 ああいう席は、得意ではありませんが、地元の人間関係や、東国原英夫知事 がいかに地元に支持されているかもわかり、なかなか面白かったです! 地元で力を持っていらっしゃる方々のお顔、迫力ありました。 天才アラーキーが撮ったら、スゴイだろうな〜と思いつつ、負けじと、僕も白黒フィルム入れた昔のカメラでパシャリ、パシャリ! 顔に寄りきれない気の弱さを反省しつつ、思わぬ収穫でありました。
★空港で、東国原知事がお出迎え、大活躍!
★渡辺美佐子さんと地元の名士、イシガミさん(左上)/何事かを想うイシガミさん(右上)/イシガミさんが経営するイタリアンレストランにスタッフ、キャスト、全員ご招待いただきました。山を切り崩して建てた、ご自慢のレストランからの海を見渡せる絶景が、向かいの建物に邪魔されたとご説明を受けました。
大津の2公演を終え、これから宮崎に移動です。 大津は芝居では91年に『葵上』で、その後、『マラカス』で来た記憶があります。 もう一本くらいあったかな・・・? 新婚旅行で奈良、京都、神社仏閣めぐりをした時にも、三井寺を訪ね、建て替える以前の琵琶湖ホテルに泊まったことがあります。 奈良ホテルや琵琶湖ホテルなど、クラシック・ホテルに是非とも滞在してみたかった、当時の背伸びしたカンジ、思い出します。
★琵琶湖ホールは湖ベリ。なんか、ホッとします。
宮城県は白石から少し、大河原町での公演を終え、翌日そのまま新幹線で東京を通過して京都へ。 連続ドラマ『女刑事みずき』のゲストの回の収録は、これで終了! これまた東京通過して千葉は君津の公演。
★美しい車両のセット