法事で松江に帰省しておりました。
父と祖母の17回忌、祖父の50回忌、加えて佐野家には謎の祖先がおり、初代は春日姓だったのですが、行き倒れの武士の懐中に入っていた名前から佐野姓を受け継いだ…というお伽話のような話が伝わる祖先の150回忌も行いました。
久しぶりに親族が集まりましたが、みな高齢の割に元気で、直会ではよく食べ、よく語り…法事の度に、まだ知らない話が出てくるので、呆れたりしみじみしたり…。
医師の叔父が、若い頃に吉本興業に入りたかった…なんて話には、ビックリ‼︎
でも、この叔父、終戦直後、ジャズピアニストの世良譲さんとバンド組んでたっていうので、我が身を振り返ると、やっぱりなあ〜と血の争えなさを思いましたです(^^;)
晴天に恵まれ、観光日和の松江でしたので、翌日は
喫茶MGを覗いた後、松江城のお堀を散歩し、
小泉八雲記念館に行きました。
小泉八雲の曾孫で民俗学者、館長の小泉凡さんと、記念館の構成や企画展なども手がけていらっしゃる奥方の祥子さんもいらして、展示中の西田千太郎のコーナーをご案内いただき、実物の日記にも接することができました🎶
西田千太郎は小泉八雲〜ラフカディオ・ハーンが最も信頼を寄せた教師で、英語教師として松江中学に迎えられたハーンにとって心強い友でありました。
記念館では僕の朗読ブースでもお客さんが熱心に聴いていてくださり、目の前で接するとやはり嬉しいものです(^^)
その後、
島根県立美術館の塩谷定好展「愛しきものへ」を拝観。
ほとんどが初めて観るプリントで、また、その点数の多さにも感激‼︎でした。
ピクトリアリズム〜絵画に近い芸術写真の丁寧なプリントにうっとりしてしまいました。
日本海テレビのニュース番組でインタビューをお受けしましたが、灯台下暗し…とでも言いましょうか、山陰の写真の奥深さ、もっと地元の方々にも知っていただきたいし、これほど素晴らしい写真の数々を見逃す手はない‼︎と、つくづく思いましたです。
他にも奈良原一高、森山大道展と、山陰の写真の巨匠たちの作品が展示され、心身ともに満たされました🎶
★菩提寺、松江の善光寺。長野県ではなく。
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★喫茶MG、お昼時は定食を食べにくるお勤めの方々で満席になるので、少し早めに行ってコーヒーをいただきました。
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★島根県立美術館の塩谷定好展🎶
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★小泉八雲記念館のライブラリーで。一日中、ここで過ごす方もいらっしゃるそうです。
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★国宝、松江城。
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★喫茶MG・・・通い始めて47年!!!!
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★記念館の前にある小泉八雲像。ギリシャ、レフカダ島にもありました。
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