松江での小泉八雲の朗読の会も3回目を無事に終える事ができました。
回を重ねるごとに、学ぶ事も多く、照明や音響のシステムも、ますます充実してきて、200人ほどのお客さんの前でやる贅沢さを感じました。
旧友、山本恭司氏とのコラボも、今年は東京でも6月に昨年の作品の再演をやったこともあって、ガップリ組んでいる感が、増しているような気がしました。
お客様にも満足していただけたのではないかな・・・?と・・・。
今回の出し物『魂の故郷 漂着の浜辺からの呼び声』は、海をテーマに小泉八雲の作品を構成。
焼津、鳥取は八橋(やばせ)、美保の関、出雲大社は稲佐の浜・・・浦島伝説、稲村の火のつなみのお話しとか・・・神話や実録伝承を交えながら進めて行きました。
キョージの手腕、冴え渡っていたな〜。
ギターと会話する作業、なかなかオモシロイものです!
会場となった東林寺は、松江の月照寺の隣にあり、寺にある大きな亀の像のことをハーンも描いていて、語りつつ、夜中に暴れ回る大亀のイメージ、リアルに感じられたのも、ご当地ならではの楽しさ・・・でありました。
今回は、加えて、知人から預かった、小泉八雲の長男の一雄が岸清一(島根県庁前には像も立っているし、代々木には記念館もあります・・日本の体育教育の貢献者で、弁護士)に送った初版本を含むハーンの書籍を松江市に贈呈する式もあり、母の喜寿の祝いやらなにやらでバタバタしてましたが、久しぶりにゆっくりと秋日和の続くなか、松江に滞在でき、よかったです。
・・・しかしなあ・・・松江に滞在中に峰岸徹さんの訃報を聞き、あまりにも続くので驚いてしまい・・・。
四月にドラマで共演させていただいたばかりでしたが・・・確かにその時に「腰が痛い」とはおっしゃってましたが・・・。
俳優として全うなさった先達に、大いなる敬意を捧げつつ・・・。
ご冥福をお祈り申し上げます。
★松江の月照寺の大亀
夜中に動き出さないよう、石で押さえつけられているバケ亀
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