雑記帳 二〇二四年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二三年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二二年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二一年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二〇年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十九年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十八年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十七年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十六年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十五年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十四年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十三年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十二年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十一年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇一〇年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇九年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇八年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇七年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇六年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
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橘井堂二〇十九年弥生三十日

先日、尾道映画祭に参加させていただいた。
3月22日の前夜祭から参加。
前夜祭は尾道の海側から行くと、山陽本線のガードをくぐって坂を登った上にあるLOGというホテル・・・っていうかコンドミニアムに近いのかな?
坂の途中にあるので、LOGから見上げるとお寺があり、尾道の街も一望できる。
前夜祭はそこでトークイベント。
LOGの一階のオープンスペースにお客さんが200人ほどはいらっしゃったようだ。
カフェも開かれ、ドリンクやフードもあって、オープンスペースから中庭に開かれた場所でのトークだったので、ちょっと寒かったけど、1時間半あまり、和気藹々とした雰囲気の中、楽しくお話させていただいた。
それもこれも、もちろん、この映画祭にご尽力なさっているシネマ尾道の河本清順(女性です!!生まれた時から映画好き!!??)さんや北村眞悟さんのお力あればこそですが、ここでは俳優の満島真之介さんが大活躍!!
何でも大林宣彦監督作品に参加する前から、尾道に惚れ込み、若い頃から親友の、呉出身の絵本作家、長田真作さんと度々訪れていたそう。
で、昨年は、シネマ尾道の看板がなかったので自ら製作を名乗り出て、長田さんのロゴをもとに、地元の小学生や、大林組の美術さんたちと作り上げたという。
満島くん、ほとんど地元の人間と化していて、参加者の質疑応答では自らマイクを持って回って奔走!!

エライ!! トークは河本さんが司会、満島くん、長田真作さん、ドラァグクイーンにして映画評論家のヴィヴィアン佐藤さん「緑色音楽」の中村佳代監督、そして私で。
ヴィヴィアンさんと僕は一昨年の第一回目の尾道映画祭にも参加。
ヴィヴィアンさんは年間5〜6回は尾道を訪れていらっしゃるそうで、おそらくどんな観光大使の方々より尾道のために走り回っていらっしゃるご様子。
台風などによる広島を襲った災害時にも、東京でチャリティイベントを即座に開催されるなど、頭がさがるばかりです。
中村監督は、今回、尾道の小学生たちが自ら脚本、監督、出演を務めたショートフィルムを製作!! 映画がいかに子供達にとっての学び舎となるのかを改めて感じさせてくださったお話でした。
後日、作品を拝見させていただきましたが、尾道の魅力満載の幻想怪奇映画で、嬉しくなってしまいました!!
2本立ての映画のタイトルは「あなのなか」と「みてはいけないあな」。
なんでも、たまたま同時に「あな」が題材となったそう。
子供達にとって、不思議なもの、畏怖するものは「穴」なのか!?
僕も、怪談えほんの原作を書いたばかりだったので、子供にとって恐怖とは・・・と考えていたのですが、僕の場合は「まどのそと」。
子供の頃に怖いと思った感覚を蘇らせていたのですが、穴にしろ窓にしろ、今いる空間と、それ以外の空間との境目が怖いのかもしれません。
それは大人になっても同じか・・・だから境目から向こう側に恐ろしいものがあるとわかっていても、見て見ぬ振りをするのかも。

前夜祭を終えて、みんなで地元のお刺身や鍋を囲んで宴。
翌日から参加の三宅昌監督、冨永昌敬監督も到着!!
三宅監督は「きみの鳥はうたえる」、冨永監督は「南瓜とマヨネーズ」を引っさげて。
翌日、スケジュールの都合で三宅監督の作品しか観れなかったけど、素晴らしかったな〜!!
函館を舞台に、どうしようもない若者たちの、でも、ヒリヒリするほど精一杯生きている姿に惹きこまれました。
主演の柄本佑さん、染谷将太さん、石橋静河さん、素晴らしすぎました!!!!
佑くんも、染谷くんも小学生の頃から知ってるし、石橋さんのご両親は石橋綾さんと原田美枝子さんですからね、なんか妙な親戚のおじさんみたいな気持ちにもなりましたが^^”
三宅監督も冨永監督も面識はなかったのですが、次々と溢れる映画愛に惹き込まれるばかり。(三宅監督、ニール・ヤングのドキュメンタリー撮影に参加したことがあるそうで、もう、羨望の眼差し!!!!!)
第一回目の時も、真利子哲也監督の「ディストラクション・ベイビーズ」を観て衝撃を受け、真利子監督ともお話させていただきましたが、その視線に大いに共感いたしました。映画祭は自分が関わっていない作品の監督や俳優、スタッフの皆さんからお話を聞けるので、とても刺激を受けます。
それもこれも、尾道映画祭、河本さんらのセレクト、審美眼があればこそでしょうけれど。

前夜祭の宴が盛り上がり、そのまま尾道市の実行委員会の方々とも一緒に二次会へ。
初めて尾道を訪れた時に連れて行ってくださったバー「ロダン」へ。
広いスペースには貝のコレクションがズラリと陳列。
昭和レトロな蓄音機なども飾られ、実に居心地がよいバーなのです。
今泉力哉監督「愛がなんだ」に出演している中島歩さんとも遭遇!!
柳川強監督「返還交渉人」で共演させていただいていて、久々の再会。

まだ3回目の尾道映画祭ですが、僕はこの十年の間に5~6回は尾道にお邪魔させていただいています。 杉野希妃監督の「雪女」の撮影や、小泉八雲の朗読を浄泉寺で上演させていただいたり。
もちろん、シネマ尾道での舞台挨拶も。
石井輝男監督「ゲンセンカン主人」でもお邪魔させていただきました。

ですが、何よりもやはり、小津安二郎監督「東京物語」の舞台。
劇中でも杉村春子さんのセリフに出てくる住吉祭りの夜・・竹村屋さん・・・何年か前、まさに、住吉祭りの日にシネマ尾道で観た「東京物語」は格別でした!!
しかもフイルム上映!!
フイルム映写機が今でもあるのがシネマ尾道の強み。

などなど、尾道への想いは、僕だって満島くんに負けないぞ!!
とはいえ、満島くんに教わった創業63年の喫茶店「メキシコ」で、翌日みんなと合流。
76歳になるという女主人のお母さんが、頼もしい!!
子供づれのお母さんや、地元の常連客、学校の先生などが入れ替わり出入りしていて街の中の拠点となっているのも魅力的。
一番の特徴は一日中モーニングセットが食べられるところかな??^^"
松江の喫茶MGもだけれど、街の喫茶店、映画館、本屋さん、レコード店がもう一つの学校。
大人になってからは、そこに酒場も。
本や音楽は、インターネットの普及で、尾道といえども、みんなが集まる場ではなくなってきているかもしれないけど、それでも、街に流れる空気は、街そのものが、ひとつの学び舎、家族のよう。
地域の親密さは一歩間違えば監視社会ともなりかねないけれど、仲良いことに越したことはない・・・とも思うのです。

さて、そうして午後はオープニングセレモニーに参加後、ヴィヴィアン佐藤さんと「映画の街・尾道の歴史と文化を歩く」と題して尾道散歩。
NHKの人気番組「ブラタモリ」で案内役を務めてくださった尾道市企画財政部文化振興課の学芸員の方にご案内いただきながら、参加者30名の方々と2時間半ばかりお散歩。
松江市出身の私へのご配慮もいただき、尾道と出雲をつなげる古代からの出雲路や、鎌倉、室町、江戸、明治、昭和・・・とそれぞれの時代の痕跡を追ってお散歩を楽しみました。
入江の跡、劇場、映画館、歓楽街の歴史・・・そしてそして、「東京物語」のロケ地巡り!!!
誰よりもテンション高かったのは私だったそうです・・・^^”
いたしかたなし。

尾道映画祭が充実しているのは、映画のセレクトはもちろんだけど、行政と民間とが一丸となって、街全体が映画祭!!となっているところ。
平谷祐宏市長と河本清順さんが高校の時の先生と生徒・・・というのも大きいかも!!??
行政と民間の信頼関係、全国各地の地域、それぞれに当てはまることでしょうけれど。
松江では小泉八雲の朗読、続けさせていただいているけれど、まだまだやらなきゃな〜とも思わされました。

尾道散歩が終わって、次のヴィヴィアンさんとのトークイベントまで時間があったので、一人で尾道ラーメンかっこんで会場へ。
会場の映画記念館となっている蔵は、「東京物語」の冒頭、住吉神社の石灯籠のカットの後に出てくる「榮吉材木店」の看板がある、まさにその蔵!!!
尾道のこと、出雲と尾道をつなぐ出雲路のこと、能の「藤戸」や関門海峡、壇ノ浦の源平合戦、「耳なし芳一」、源平合戦から700年後の同じ場所での馬関戦争・・・瀬戸内海の島々に残る物語や歴史、そしてそこに残された神々の名・・・住吉さんは大阪にまでそのまま通じているし・・・。
陸路海路を通してたどるこの列島の歴史は、物語とその土地を歩くことから感じ取ることができるような気がします。
熱心に聞いてくださった尾道の皆様、また、遠くからお越しいただいた参加者の方々もいらして、とても充実したひと時を過ごさせていただきました。

残念ながら、翌日東京で撮影があったので、最終の電車で帰京しましたが、満島くんと長田さんのトークや、曽我部恵一さん、安部勇磨さんのライブも盛り上がったそうです!!
聴きたかったな〜。
そういや、尾道も風街っぽい。
実際に風待ちの港だったでしょうし。

今年は広島ロケの映画「お母さんの被爆ピアノ」も控えています。
こないだは神戸の湊川神社能楽堂「神能殿」で小泉八雲の朗読をやったばかりですし、その一週間後には神戸で映画のロケ・・・何かとご縁のある山陽地方。

尾道映画祭、今度は出演作品、そしていつかは監督作品で参加できるよう、努めなければ!!

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★満島くんたちが作ったシネマ尾道の看板。青い頭のヴィヴィアンさん。


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★OGの中庭から見上げるお寺の建物。千光寺かな?


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★アーケード街に掲げられた垂れ幕。


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★ロダン、ジャズと貝と収集物のバーなんだな^^


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★貝でできたランプシェード。


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★貝のコレクションの数々。


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★満島真之介くんと、若松孝二監督との思い出を語り合う!!


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★メキシコの外観。なぜメキシコ????


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★メキシコのお母さん。


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★尾道駅、駅舎がリニューアル!!


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★尾道映画祭、開幕!!


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★差し入れの、名物「尾道プリン」美味しい〜🎶


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★ちょいと遅れて・・・だったけど、現場でバースデイケーキのプレゼント!! 嬉しかった〜♪


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★ロケ現場の工場地で。カメラはいつも持ってないとな〜^^


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★フレームの中のフレームが好き・・・小説家の柴崎友香さんに指摘されたっけ。


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★工場には龍や怪鳥がよく似合う。


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★意味なんか考えずに撮ってたけど、対話してるようにも見えるな。


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★撮影時、29歳!!若い!!好きなものは変わらず!!


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★ちょいと遅れて・・・だったけど、現場でバースデイケーキのプレゼント!! 嬉しかった〜♪


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★ロケ現場の工場地で。カメラはいつも持ってないとな〜^^


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★フレームの中のフレームが好き・・・小説家の柴崎友香さんに指摘されたっけ。


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★工場には龍や怪鳥がよく似合う。


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★意味なんか考えずに撮ってたけど、対話してるようにも見えるな。


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★撮影時、29歳!!若い!!好きなものは変わらず!!


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★意味なんか考えずに撮ってたけど、対話してるようにも見えるな。


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★撮影時、29歳!!若い!!好きなものは変わらず!!

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橘井堂二〇十九年弥生十三日

NHK-BSのドラマ「おしい刑事」の撮影に入ってます。
主演の風間俊介さん、石川恋さんたちと。
なんとも惜しい!!刑事さんのお話。
恋に奥手な刑事さんを後押しする先輩ではあるのですが・・・
ドラマの放送もいろいろ控えているので、ぜひ、ご覧ください!!
詳細が発表できるようになったら、また、追って。

2月頭から飛び飛びでレコーディングが続いています。
ミニアルバムとはいえ、林立夫さん/dr、小原礼さん/b、鈴木茂さん/gという、とんでもない大御所たちとの作品ゆえ、聴き応えはずっしり!!かと。
加えてキーボードも・・・こちらも、詳細はまた追って。

林海象監督「夢みるように眠りたい」のフイルム修復&デジタルリマスター、クラウドファンディングも無事、目標額を大幅に超えて達成することができ、33年前の公開時に戻ったかのような気持ちでワクワクしております。
新たな映像、本当に楽しみです!!

すっかり春めいてきたのはよいのですが、か・・・花粉が・・・><
みなさま、体調にはくれぐれもお気をつけくださいますよう!!

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★ちょいと遅れて・・・だったけど、現場でバースデイケーキのプレゼント!! 嬉しかった〜♪


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★ロケ現場の工場地で。カメラはいつも持ってないとな〜^^


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★フレームの中のフレームが好き・・・小説家の柴崎友香さんに指摘されたっけ。


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★工場には龍や怪鳥がよく似合う。


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★意味なんか考えずに撮ってたけど、対話してるようにも見えるな。


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★撮影時、29歳!!若い!!好きなものは変わらず!!

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橘井堂二〇十九年弥生五日

3月4日に64歳の誕生日を迎えました。 還暦になったな〜と思っていたら、もう60代も半ば。
本当に月日の経つのが早く感じられます。

前日に神戸で映画の撮影があったので、先月の湊川神社での「小泉八雲 朗読のしらべ」に続いて再度神戸を訪れることに。
ご縁があります。
撮影が終わってから三ノ宮に繰り出し、先輩の俳優さんや後輩と盃を傾けながら、あれやこれやと話に花が咲きました。
サンデー毎日に連載している「記憶画帳」も、そうなのですが、どうしても状況劇場時代の話になってしまいます。
もう何十年も経つのに、昨日のことのように思い出し、激しく、楽しかった劇団時代を振り返ってしまいます。 これも、歳を取ったせいなのかもしれません。
若い頃、年寄りが思い出話に花を咲かせているのを見るにつけ、「ああはなりたくないな・・・」と、思っていたくせに。

そうして、今という時間も過ぎ去った思い出となっていくのでしょうか?
過去であろうと現在であろうと、それを感じているのは常に今!!
懐かしんでいる暇などありません。

さ、台本読もう。

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★神戸への新幹線移動、駅弁はいつも「深川めし」!!


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★新神戸駅、上りのホームから覗いたトンネル。


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★誕生日祝いの食事に、春らしく真鯛の道明寺がけを。

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