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大晦日・・・。 今年も、本当にありがとうございました。 映画、ドラマ、写真に音楽・・・少しでも楽しんでいただけたなら、とても嬉しいです。
新春のNHKのドラマ『咲くや この花』の収録も終わり、あとは放送を待つばかり。 今までにやったことのない役どころなので、ちょっと心配ではありますが・・・。 日本テレビ系列放送の『左目探偵EYE』や、たまにしか登場しませんが、TBS系列放送の『ハンチョウ2』の撮影も始まっていて、なんか、年があらたまる・・・といった感じでもないのですが、それでもね、１本１本、１シーン、１カット撮り終える度にホッとしたり、次の準備にかからなきゃ・・・と、気持ちをあらたにはしていかなければ・・・と戒めてはいるつもりなのですけれど・・・。
『アマルフィ』のロケでローマで新年を迎え、重いテーマに取り組んだドラマ『アイシテル』が終わる頃には、昭和30年代の政治と世相を舞台にしたドラマ『官僚たちの夏』でタイムスリップ・・・。 『行列48時間』『風に舞いあがるビニールシート』『坂の上の雲』そして『咲くや この花』と、NHKのドラマが続いた年でもありました。 あ、『長髪大怪獣 ゲハラ』もね、NHKで怪獣映画できて、嬉しかったです！！
『アイシテル』がドラマアワードでグランプリを受賞、『ゲハラ』はニューヨーク国際インデペンデント映画祭 短編映画部門（海外）部門賞 最優秀外国語SF短編映画賞を受賞！チェコアニメ『屋根裏のポムネンカ』の吹き替え版に参加させていただきましたが、同作品が文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞、『行列48時間』では國村隼さんがギャラクシー賞の月間賞を受賞なさり、なにかと賑やかでありました。
12月は久しぶりに映画のロケで福井に。 福田和子にかかった懸賞金の行方を調査する探偵役、一人芝居『マラカス』（作・演出／唐十郎）で全国各地を旅していましたが、福井は武生で公演したっけ。 福井は福田和子が逮捕された場所でもあり、特別な想いで舞台に立ったことを覚えています。
ナイトロケまで時間があったので、街を散歩。 忘れ去られていきそうな昭和の匂いが、そこかしこに、まだ残っていて、つかの間、ホッとしました。 駅前の喫茶店「琥珀」は良かった・・・。 また、行きたいな。 お店の老夫婦、素敵でした。 お客さんも、常連さんとなかよくお話ししている姿に安らぎました。 わ、もう、夕方だ・・・。 よいお年を！
★「琥珀」は40年やってるんですって〜！松江のMGと一緒だ。／カフェじゃなくて、喫茶店が好き。
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★なんか、青い筋が入ってしまいました。いい雰囲気でしょ！？/ご主人、これぞ、喫茶店のマスター！
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★奥様、スミマセン！ピントが手前にあっちゃいました。でも、コーヒーミルがなきゃね。
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★福井には、まだ路面電車が走っていました。タマリマセン！！
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二〇〇九年極月三十一日
