雑記帳 二〇二四年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二三年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二二年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二一年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二〇年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十九年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十八年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
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二〇十三年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十二年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
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二〇一〇年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇九年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇八年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇七年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇六年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
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橘 
井堂二〇〇八年弥生二十七日

桜前線・・東京はあちこちでイイカンジ・・・。
我が家は・・・毎年恒例の借景の桜で・・・スンマセン!
吉祥寺は井の頭公園の桜で、この時期、街は大変なにぎわい・・・というか、戦場と化し・・・。
なかなか気軽にお散歩・・・ってなカンジにはなりませんが・・・。
それでも、先日、咲き始めのころ、地元名物の焼き鳥屋「いせや」にマネージャーのナベ氏とマキと行き、気分だけは味わいましたが・・・。

仕事の方はですね〜昨年、水谷豊さんのドラマ『相棒』のゲストに呼んでいただき、とても充実したひと時を過ごさせていただきましたが、今回は別のシリーズのゲストでまたまたお呼びいただいていて、なんだか楽しいです。
水谷さんって、あの、独特の台詞まわしが印象に残ると思いますが、実際に共演させていただくと、これが、とても自然なんです!
・・・う〜ん、自然・・・っていうのを、いわゆるナチュラルなお芝居・・・って受け取られると困るけど・・・全体を包み込むような大きさがあって、とても心地よいのです・・・。
心地よい・・・というのは大切だな〜。

そういや、昔、ナンシー関さんがサノの消しゴム似顔絵書いた時、セリフは「気持ちいいな〜」だったような・・・。
・・・見ぬかれてました!!!

みなさんもお花見で、心地よく春を満喫してくださいまし!

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★ 借景の桜。

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橘 
井堂二〇〇八年弥生十五日

今日から『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(若松孝二監督)がテアトル新宿で公開。
夜の舞台挨拶には顏を出す予定です。

今月は映画をやりつつ、ここのところ仲よくさせてもらってる雑誌「Re:s(りす)」の取材で松江へ。
・・・というのも、以前にも記しましたが、年末に京都で時代劇の撮影中、オフの日に京都シネマに映画観に行ったら小説家の柴崎友香さんに声かけられて、隣のギャラリーで同人誌のイベントやってたんで覗かせてもらったことが発端で・・・。
そこで、柴崎さんも関わっているRe:sが目にとまったという次第。
「フィルムカメラでのこしていく」という特集は、銀塩プリントとインクジェットプリントの耐久性のこと、フィルムカメラとデジタルカメラで撮る時の状態のこと・・・など、とても興味深く感じ、購入。
単にエコロジー、リサイクル、ロハスをうたい上げるのではなく、本当に大切な物を大事にしたい・・・という姿勢に共感しました。

・・・そこでビックリ!は、松江出身の僕と知り合う前に、銀塩写真を大切にしている写真館を探して山陰を旅していたこと。
鳥取は山陰の、いや、日本の写真史において重要な写真家、塩谷定好を生んだ赤碕に、そんな写真館(陰山写真館)を見つけたり、中海は大根島にあった古い乾板をも残していた写真館と出会ったり・・・。
で、『りす』の第一回のイベントを松江でやっていたり、柴崎さんが小説のモチーフにもしていた、大阪の骨董屋でみつけた古いアルバムに「宮崎/独立軒」と記されていたこと等々・・・。
いや、これから先は、写真の神様がいるとしか思えない物語が展開しそうで・・・。
なにしろ、母方の実家は出雲大社の「独立軒」という写真館なのですから!!

こりゃ、もう、一緒に取材に行くしかない!・・・と、出雲大社を独立軒の双従弟、アツシ君に案内してもらい、独立軒のルーツをおばちゃんたちにも聴いて、古い写真も見せてもらい・・・大収穫でありました。
子供の頃から慣れ親しんだ「独立軒」・・・知らない事、たくさんありました・・・。
松江の実家でも、古い写真アルバムを観てもらい・・・。

出雲神話、縁の神社も、実はなかなか地元にいると行かないもので・・・これをチャンス!と取材陣をナビゲートしちゃいました。
出雲大社より古い歴史を持つという、熊野大社、国宝の神魂神社(かもすじんじゃ)、八重垣神社、風土記の丘・・・「お忌み祭り」というおごそかなお祭りがあるのは佐陀神社。日本中の神様が、出雲大社から帰る時にいったん立ち寄る・・・という出雲神話のなかではとても大切なお社。
裏の山を登っていくと、出雲神話以前から祀られていたのではないか・・・ともいう、ゾーンが・・・!!
他にも、名もないお社を見つけては立ち止まっていたので、なかなか取材が進まない状態にもなり・・・。

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★八重垣神社、鏡の池で縁結びの占いをする観光客の女子3人組。
和紙にコインを乗せ、沈むのが遅ければ遅いほど縁も遠い・・・といいます。

島根半島は沖泊(おきどまり)は塩谷定好の写真にも残されていますが、ここは、このサイトをいっしょにやってるエカの実家がある漁港。
ダイビングショップもあるので、潜ったこともありますが、超穴場!!海底洞窟に主のクエの夫婦がいたりして・・・。
ここは、是非とも〜と訪れました。

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★ 沖泊(おきどまり)。赤い屋根瓦は山陰の特徴かも・・・。

まあ、その、主旨は写真と神社・・・山陰と写真文化の絆の深さの謎・・・といったアプローチなので、外せません。
塩谷さんとエカのとこの小川家との深き因縁話は、こりゃ、もう、ほとんど怪談かおとぎ話の世界で・・・まあ、取材掲載の折りには、是非、読んでみてくださいな!

取材中、エカの親戚のお家(行く度にお邪魔してマス!ありがとうございます!!)でスルメを焼いていただいたり、海女さんから採れたてのアワビやサザエを、海からあがってきたその場でいただいたり・・・思わぬプレゼントにみんな驚喜してしまいました〜。

赤碕では、塩谷定好のお孫さんとお会いでき、なんだか、夢の様でありました。
陰山写真館の陰山さんは細江英公のレクチャーを受けていた方で、徹底して白黒写真にこだわっていらっしゃる方。
なんなんだろうな〜赤碕!?
年上の奥様は新宿2丁目に住んでたっていうし・・・ナゾだな〜奥様は『旅路』っていう喫茶店をやってらして、ここのコーヒーとカレーは絶品でしたが、サンドウイッチも美味しかったな〜本当に、お世話になりました。

島根県立美術館の学芸員、蔦谷典子さんには、いつも丁寧に写真のこと、教えていただいて・・・今回も勉強になりました。
しかし、ここのコレクションは凄い〜。
マン・レイやアジェ、ダイアン・アーバス、ウォーホルに森山大道・・・常設展、贅沢すぎます!

そんなこんなで、勢いは止まらず・・・竹中直人氏の初の個展を横浜の高島屋にマキと一緒に行って・・・マキは竹中組常連ですし・・・タケナカと久しぶりにゴハン食べて、飲みに行って・・・昨日は都立写真美術館で「シュルレアリスムと写真」「マリオ・ジャコメッリ」のオープニングだったんで写真の洗礼浴びまくって・・・いや〜タケナカの画は彼同様、表情豊かで良かったです。寂しいオジサンばっかり描いてるのね〜!

さて、これから、まだまだ続きそう〜!!
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橘 
井堂二〇〇八年弥生一日

映画『ゲゲゲの鬼太郎2』、スペシャルドラマ、土曜プレミアム 二夜連続熱血教師スペシャル第二夜『夢の見つけ方教えたる!』の撮影が立て続けに終わり、一段落。

鬼太郎の蛇骨婆ァ役は、CG合成が多く、UPの日は、グリーンバックで実際に大蛇を持っての演技デシタ。
いやあ〜、やっぱ、あんまり気持ちのいいものじゃないですね〜。
それでも、大人しい蛇で、安心でした。
蛇、けっこう暖かかったです!
とにかく、特殊メイクに時間がかかり・・・いやいや、文句を言ってはイケマセン。
この日、ご一緒させていただいた寺島しのぶさんは、濡れ女を演じていらっしゃいますが、ウロコを一枚一枚皮膚に直接貼付ける作業もあって、もっと時間かかっていたご様子・・・。
寺島さんといえば、なかなかに色っぽい役が多い方ですが、佐野との初共演は、妖怪・・・いやいや、ありがとうございました。

ドラマの方は、広末涼子さん、ダウンタウンの浜田雅功さんらとご一緒。
広末さんとは、10年以上前のドラマ、『沙粧妙子 最後の事件』以来。
当時、まだ中学生だったような記憶が・・・四国から通っていたのを覚えています。
でも、そのデビューの一途な演技は、他を圧倒する迫力で、いまだに鮮烈な印象が残っています。
「ただものじゃない!」
いや、ホント、当時、そう思いましたよ!!

今回のドラマはイジメをテーマにした学園もの。
浜田さんは正義感あふれる熱血教師。
広末さんは学校の保守的な体質のなかにいて、正義感をつらぬくべきかと葛藤する、清純な女教師役。
まあ、そうなると、佐野は定番の陰険な教師役で・・・このテの役は何度もやってきていますが、やはり若い頃とは、違ってきたな〜。
20年くらい前、『体罰教室』なんて2時間ドラマやってた時、暴力教師、かなりキレてたもんな〜。
50代になって、ブチ切れ度数は落ちて来てるかもしれないけど、その分、相手や周りとのやりとりに、さらに神経を注いでいかなければ・・・とあらためて思いました。
桑田選手が甲野善紀さんとの古武術の稽古のなかであらたな境地を開いていったような、なにかを、本気で求めなければならないこれからの俳優人生なのかもしれません・・・。

『夢の見つけ方教えたる!』は、2008.3.8(土)21:00からの放送ですが、翌週にも陰険な病院の理事長役で登場します。
2008.3.14(金)[21:00〜23:00]放送、フジテレビ系列「笑顔をくれた君へ〜女医と道化師の挑戦〜」。
こちらは常盤貴子さんと『私の運命』以来の共演。
またしても病院が舞台で・・・なんか、あっという間に昔に戻ってしまう感覚、オモシロかったです。
雨上がり決死隊の宮迫博之さんが、道化師役。
浜田さんにしろ、宮迫さんにしろ、芸人さんから学ぶことはホント、多いです。

植木等さん、フランキー堺さん・・・子供の頃から好きだった俳優さんて、喜劇人が多かったもんな〜。
・・・伊東四朗さんとも、また、ご一緒させていただきたいなあ〜。
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