雑記帳 二〇十七年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十六年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十五年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十四年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十三年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十二年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十一年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇一〇年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇九年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇八年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇七年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇六年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
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橘 
井堂二〇一〇年神在月二十六日

23日の横浜、神奈川近代文学館での小泉八雲の朗読は、1時間50分という長尺となってしまいました。
事前に予定していた「神々の国の首都」「露のひとしずく」「ちんちん小袴」「因果話」「雪女」「耳なし芳一」の他にも、ご当地横浜ということで、「東洋の第一日目」を加え、さらに、横浜、松江・・・と描写が続けば、「九州の学生とともに」も・・・
熊本も入れないわけにはいかなかったのです。
膨大な作品群のなかから、有名な怪談作品はもちろんですが、120年前の日本の風景や、八雲の哲学を語る機会を得て、有意義なひとときを過ごさせていただきました。

松江での恒例の山本恭司との小泉八雲の朗読コラボは音楽に助けられている部分が、かなり大きいですが、今回は独り語り。
観客のみなさんの集中力にも助けられて、なんとか会を無事に終えることができました。

一昨日は来年1月3日放送のWOWOWドラマ『コヨーテ、海へ』の完成披露試写の舞台挨拶もありました。
昨日は鎌倉ロケがあったり・・・。
今月は青森ロケや朗読会が続き、あちこちを旅していた印象ですが、これで、ちょっと一息・・・
あらたな作品に向けて、季節とともにリセットしなおそうかな?
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橘 
井堂二〇一〇年神在月二十一日

青森、津軽は鯵ヶ沢で映画のロケ。
「RAILWAYS」に続いて、錦織良成監督の「わさお」。
実在のぶさカワイイ、犬のわさお君の映画です!
天気もよく、思っていたほど寒くもなく…順調に撮影が進んでいます。
ただ、「RAILWAYS」での出雲弁はネイティブでしたが、津軽弁には苦労してます…。
20年以上前、映画「夢の祭り」で、ずっと岩木山の旅館に泊まって津軽ロケしてたこと想い返しています。
津軽三味線と、津軽弁と…。
今も岩木山の見えるところから、こうしていられることの喜びをしみじみ噛みしめています。

それにしても、宿が温泉なのは、最高!です。
スンマセン?

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★ぶさカワイイ、わさお君!


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★宿から臨む岩木山。

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橘 
井堂二〇一〇年神在月二十三日

錦織良成監督の「わさお」の津軽ロケを終えて、帰京。
オフの日には、十二湖まで、ツイッターで田口ランディさんから紹介いただいた縄文友の会の方に甘えて案内していただいたり・・・。
津軽を満喫しました!
鯵ヶ沢漁港の縁に立てたロケセットで、美術さん主催で宴会したり、良い組の映画の現場に接すると、ホント、俳優やってきて良かったな〜って思います。
津軽弁がどうだったかはイマイチ自信がありませんが、方言でのお芝居は、シバリがあるぶんだけ、何をやらなきゃいけないかがハッキリするような気もします。

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★鯵ヶ沢の地元のみなさまの炊き出しであったまりました〜!


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★白神山地、十二湖の青池。なんて神秘的なんだ!!

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★美術の稲垣尚夫さん主催のロケセットでの宴会。


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★漁港に建てたロケセット。こんあ飲み屋があったら、毎晩通っちゃう!?


で、帰ってきた翌日、今日は、横浜の神奈川近代文学館で小泉八雲の朗読を。
いつもの山本恭司のギターとのコラボではなく、ひたすら一人で語る!
ちょっとでも緩んだらオシマイ・・・というオソロシイ場でありました。
「東洋の第一日目」「神々の国の首都」「露のひとしずく」「九州の学生とともに」「ちんちん小袴」「因果話」「雪女」「耳なし芳一」。
全、1時間50分!!
小泉八雲ベストセレクション・・・といったところでしょうか?
楽しんでいただけたかな〜?

語り、聞いていただく・・・というのは、決して一方的なことではなく、お客様とともに造り、過ごしていく時間。
二度と戻ることのできない時間を共有させていただいたことに、ただただ、感謝!であります。
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橘 
井堂二〇一〇年神在月十七日

10月15日、ギター、山本恭司氏との小泉八雲の朗読コラボ、四年目、四作目は「約束」と題して無事、公演を終えた。 秋晴れの松江の空気、最高の環境でした。
今回は熊本時代のものを中心に構成してみましたが、手応えありました!
「耳なし芳一」などの有名な怪談が入っているわけではありませんでしたし、どちらかというと地味な構成になってしまったと思っていたのですが、 実際にやってみると、これまでのなかで、一番ドラマチックになっていたかもしれません。
山本恭司の音楽、ギターによるところも大きいのですが・・・。
小泉八雲の言葉、声にしつづければしつづけるほど、そのエネルギー量の大きさに圧倒されます。

是非、熊本でもやってみたいと思いました!

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★松江、東林寺での朗読コラボ、外観。 ラストは障子を開けて逆光のなかに…。

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橘 
井堂二〇一〇年神在月十日

今年はドラマで犯人役がやたら多い気がします。
先日も犯人ではありませんでしたが、犯人を擁護する役でした。
ひとつひとつ、終わっては始まり・・・の俳優人生、学ぶことばかり・・・。

先日から、なにかと朗読をする機会が増えていますが、来週は、いよいよ松江での恒例の小泉八雲の朗読会
神戸では、水木しげるさんを、島根県安来市では陶芸家、河井寛次郎の文章を、そして松江で小泉八雲。
その後、横浜でも近代文学館で小泉八雲の朗読があり、さらに来月も和歌山で小泉八雲の「稲村の火」を朗読します。

ここのところよく口にしますが、文字を朗読する・・・という行為・・・「朗読」という言葉のニュアンスに、違和感があります。
言葉を朗ずる・・・ということと、違う行為を自分はしているような気がするからでしょう。 言葉を「音読」するというニュアンスなら、まだ、しっくりきますが、一番合うのは、言葉を「演奏」するかな・・・?
けれど、そうすると、演じ、奏でる・・・と言う言葉そのものに対して、違和感が出て来るような・・・。
「言葉を空間に厳然としてたちあげる」ことができたなら・・・という行為なのかもしれません。
う〜ん・・・でっかい壁を前にして途方に暮れそうにもなりますが、ひとつひとつ、一語一語、一音一音、やるしかありません。

かつて、学び舎では「論語」の「素読」をくり返しやっていたと云います。
意味など、わからなくても、くりかし、素読する・・・そうすると、どこかで体が、その音に導かれて、記されている世界へと歩み始めるのかもしれません。
素読の音を、自分で聞いていなければ、何度、読んでも同じでしょうけれど・・・。

昨日は、充電の日。
日比谷のシャンテシネでマノエル・デ・オリヴェイラ監督の「ブロンド少女は過激に美しく」を観ました。
100歳で撮った、このふるえるような感性の生々しさ!
凄すぎる〜!!

今年は102歳だそうです。 洗練された映像美と演出、完璧でした。
こんな風に画面の中にいられたなら・・・探らねば!

午後は、新宿の経王寺に田口ランディさんの朗読を聴きに。
「般若心経」を口語訳で語る、ランディさん。
さすが、言葉のプロ!
ひとつひとつの音と世界を我々に投げかける儀式の場でもありました。
これが、小泉八雲の「露のひとしずく」と同じことを言ってるんだよな〜。
・・・というか、八雲が、仏教を学んで、彼の世界観と呼応したのだろうけれど・・・。

そして、夜は駒場の日本民芸館へ。 河井寛次郎のお孫さんの鷺珠江さんと料理家の土井善晴さんの対談。
「民芸」ということばは、誤解されやすいかもしれないけれど、人々の生活、日々に密着した美の世界。
上等で、立派で、ありがたいものではなく、どこにでもあり、特に珍しいものでもなく、ふと、通り過ぎてしまいがちな、日常の中に、
機能の為だけに、あるいは、機能とは無関係に、あるがままのためだけに、受け応えする人や、モノや、食べ物があるのだと・・・。
器と人の関係は、そのまま、どう生きるか・・・になるだろうけれど、ならば、この身体をどう、言葉と絡ませようか・・・?
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