雑記帳 二〇十七年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十六年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十五年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十四年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十三年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十二年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十一年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇一〇年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇九年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇八年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇七年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇六年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
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橘井堂二〇十三年葉月二十二日

しかし、暑さ、続きますなあ〜。
今年は暑い中、あちこち移動しておりますが、先日も大阪へ。
出雲大社、平成の大遷宮を記念して御借殿遷座祭、御本殿遷座祭を挟む5年間に渡り制作された「歴史の源流 出雲」、今年も参加させていただきました。
なか3年間はナビゲーター役として、出雲神話ゆかりの地をめぐり、最初と最後はナレーターとしてご案内させていただきました。
山陰放送の番組なのですが、大阪、毎日放送さんとの共同制作。
ナレーションは大阪の毎日放送で収録。
山陰放送の丸山聡美アナとご一緒させていただきました。
やはり、プロのアナウンサーは違うな〜と、美声に聴き惚れ、ディレクターさんの指示を忠実に再現なさる姿に己を振り返りました。
どうしても、自分のその時の感覚を頼りにしてしまうので、なかなか同じことができないのがワタクシ・・・。
勉強になりました!!!
知花くららさんのガイドの映像を追いながら、出雲大社本殿の内部の美しい映像も4Kという解像度の高いカメラで映されていて・・・こりゃ、スゴイ!!
また、遷座祭の、奇蹟のような一瞬には、思わずナレーションを付けながら鳥肌が立ちました!!
終わって5年間の労をねぎらいながらの宴。
良い仕事をさせていただいている現場の方々とは、自然に情が通います。
放送は8月31日、14:00~14:54、TBS系列、全国ネット放送です。
是非、ご覧下さい!!

大阪から、お盆と重なったので、新幹線で岡山のりかえ、伯備線で米子を経て山陰本線で松江へ。
普段は羽田〜出雲のJAL便を使う事が多いのですが、やはり列車の旅も良いものです。
特急やくも、伯備線は山あいを進むのでかなり揺れるのですが、景色が良く、山々の緑と川の流れに癒されるのでありました。

10月の小泉八雲の朗読LIVEの打ち合わせを小泉凡さん、祥子さんご夫妻、タイミングよくLIVEで帰っていたギターの山本恭司と一緒にすることもでき、収穫有り!!
来年はギリシャ、レフカダ島での公演も決まっているので、ますますライフワークに重みを感じています。

お墓参りもできたし、棚業も済ませ、亡くなられた後、お線香もあげられずにいたおじさんたちにも手を合わせることができたし、いつかはなくなってしまう自分の身体のことも想いながら、今、生きてできることを悔いなくしよう・・・とお盆を過ごしました。

ま、帰京してドラマの撮影が始まれば、いつもどおりで、現場と台本に追われるばかりなのですが・・・。
猛暑はまだまだ続きそうですが、とにかく身体を大事に過ごすだけですね!?
みなさまも夏バテなど、なさいませんように!!!!
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橘井堂二〇十三年葉月十日

なんなんだこの猛暑は・・・。
先月、実は夏風邪をこじらせていたので、せっかく回復したと思ったら、この猛暑でグダグダ・・・。
しっかりと気を引き締めて現場に挑まなければ!!!

福岡、福島と続いた映画の撮影を終え、連続ドラマにゲスト出演、撮影が続いている。
・・・とはいえ、飛び飛びの撮影スケジュールなので、じっくりひと月かけて作品に取り組んでいるカンジ。
ここのところ悪役が続いている・・・まあ、特にテレビドラマでは悪役が多いかな?
悪役を演じる楽しみは、シナリオの上では単純にキャラクターを組みあわせた構成と受け止められるものでも、実際に言葉にしたり動いてみると思わぬニュアンスや空気感が生まれるところ。
登場人物の背景にある暗黒がしっかりと書き込まれているものもあればステレオタイプになぞられていることもあり・・・理路整然としないモヤモヤとしたものを抱えながら自分でも答えの出ない時間を生き続ける喜びよ!!
・・・グダグダ書いてしまうのもあつさのせい!!

ということで、大瀧詠一の「あつさのせい」を聴く。
!!?・・・スカッ!!としました。

福岡での撮影は長編初挑戦の和島香太郎監督。
「sala」・・・ディープな内容、リアリティを失わせないよう、丁寧な演出ぶり、素晴らしかったです。
共演の杉野希妃さんはプロデュースも兼ねてらして八面六臂の活躍!!
もちろん、女優さんとして素晴らしく、二人の間に流れる空気はとても切なく、甘美なものでした。
もう一方の主演の太賀さんも素晴らしい!!
ゆるやかに張りつめた空気のなかで生きることができ、とても濃密な時間を過ごさせていただきました。
公開は来年になるでしょうが、是非、お楽しみに!!!
西日本新聞さんにも取りあげていただいておりました。

福岡は雑餉隈(ざっしょのくま)をベースに撮影。
福岡女学院のみなさまのご協力をいただき、またフイルムコミッションの方々にも大変お世話になりました。
ロケ地の糸島の美しい風景も忘れられません!!

和島組の撮影を終え、東京に戻るも、そのまま新幹線に乗り換えて福島入り。
堤幸彦組で編集や脚本を手がけていた似内千晶さんの初監督作品にお声をかけていただきました。
「物置のピアノ」は、福島県桑折(こおり)町出身の原みさほさん原作の青春映画。
震災前から企画されていたものでしたが、震災、原発事故を受けて、シナリオも書き直され、原さんが学んだ日本映画学校の同級生やOBたちを中心にスタッフたちも集結。似内監督もそのなかの一人として大任を受けた経緯でした。
プロデュースは日本映画学校の創始者、今村昌平監督と歩んだ武重邦夫さん!!

個人的にも以前、東京電力のCMをやっていたこともあり、また震災後に東北の保育園に我が家にあった古いピアノを寄贈させていただいた想いもあり、単に一俳優として映画に出演する・・・ということではなく、個人的にも受け止めなければならない現実と向きあいながら「芸能」に携わる者として祈りを込めて演じさせていただきました。

短い撮影期間、出演シーンでしたが、桑折の町長さんはじめ、地元の方々との交流を通して学び、知ることも多く、「福島県発劇映画」の重みの一端を感じることができた貴重な時間でありました。
似内監督は、悪天候や時間的な制約のなかで精一杯取り組んでいらして、その成果はきっと良い形で反ってくることと信じます!!

息子役の渡辺貴裕くんとのシーンが続いていたのですが、実は貴裕くん、渡辺裕之さんと原日出子さんのご子息。
とても素直で、努力家、これからが楽しみな俳優さんです!!
原さんとは今年、ドラマで夫婦役を演じさせていただいたばかりですし、今度は息子さんと・・・縁を感ぜずにはおれませんでした!!

一日、撮影が空いていたので、ちょうど地元で保育園や神社でLIVEを続けていた、映画音楽でも知られる「めいなCo.」の浦山秀彦さんと張紅陽さんと合流。
張さんは桑折の隣町の国見の出身で、たまたまタイミングが合ったので、ならば・・・と、被災地を案内していただきました。
三俣、南相馬、浪江・・・福島第一原発から20キロ圏内…入るところのできない区域のゲートは生々しく、現実を突きつけられます。
昼間だけ行き来できる地域では住民の方が草刈りをなさっていたり・・・。

福島の方たちだからこそうかがうことのできる気持ちや、これからのこと・・・浦山氏や張さんの想い、ロケ先の仮設住宅の方々のたたずまい、地元の方々の声・・・高橋宣博町長が熱く語ってくださった「物置のピアノ」への想い・・・。
撮影中に、ちょうど大きな地震があり、「その気持ちを忘れるな!!」と告げられたかのようでした。
きちんと受け止め、公開に向けて、そしてずっと、この作品を、映画を、大切にしなければ・・・と思った暑い夏の撮影の日々でした。

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★福島県、桑折町の仮設住宅。避難なさっている浪江の方から方言指導していただきました。


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★南相馬の日鷲神社。浦山&張さんコンビ、地元の方々に戻ってきていただき、ここでLIVEを!! 故郷に住むことができない…という現実を僕らはどう受け止めたら良いのか…。


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★南相馬。津波の跡…あれから2年半…荒涼とした風景が続いていた。


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★打ち捨てられたままの鞄。


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★通ることのない列車を待つ線路。


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★福島は餃子が名物!!美味しかった〜!!!


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★もちろん、お酒も美味しい!!


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★福島名産、桃。「あかつき」美味しかった〜!!

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