雑記帳 二〇十七年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十六年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十五年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十四年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十三年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十二年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十一年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇一〇年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇九年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇八年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇七年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇六年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
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橘井堂二〇十四年神在月二十八日

11月30日まで開催中の西宮市大谷記念美術館「SIMONDOLL 四谷シモン展」でのトークイベント、楽しかったな。
シモンさんとの出会いから近況、表現について、深く・・・でもいつもどおりの飲みながら・・・の時間と変わらずに。
1980年、状況劇場に入団し、根津甚八さん、小林薫さんら看板役者たちがたて続けに退団してしまった頃の状況劇場。
残った若き劇団員や研究生は途方にくれる間もなく次なる舞台へと向っていた。
研究生公演で褒めてくれたシモンさんの一言のなんと嬉しかったことか・・・。
その後、現在に至るまで容赦なく、ちゃんと良し悪しを突きつけてくれる。
亡き若松孝二監督もそうだった。
そういった先輩や友人たちの存在がなければ、僕は俳優を続けてなんぞいられなかったに違いない。
だから、いつも怖い。
・・・でも、臆してばかりいては何もできない。
映画、ドラマ、舞台、音楽・・・どれをとっても、悶々としてばかりなのだが、そろそろふっ切ってのびのびと表現を楽しみたいものだ。
そのためには、やはり自分の身体と言葉や想いが癒着しないよう、他人という自分の感覚を磨き続けなければな・・・。
そんな想いを抱きながら京都に立ち寄り、大津に足を伸ばし、三井寺観音堂で井浦新さんの写真展「三井寺鑽仰」を観に行ったが、本当に良かった。
先輩もだが、後輩から学ぶことも本当に多い。
まっすぐに、正直な眼差し…対象物、そして己と向きあう姿勢。
雨の三井寺で心身共に清められました。

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★古い町並みが残る大津。


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★大津の大衆食堂。


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★ふらりと入った大衆食堂の天丼は、決してとても美味しいわけではないが、味方したくなる味。 なんでもないことのスゴさとでもいうのか・・・。


TBSラジオ「RADIO SCOPE by Old Parr」の来月のゲストは演出家の宮本亜門さんなのですが、そんな表現の葛藤を思わず相談してしまうほど、意気投合!!
シモンに亜門…なんて韻も踏んでる!?^^"
亜門さんといえば、ミュージカル。
明るく華やかで、アンダーグラウンドやサブカルチャーの洗礼を受けて来た僕とは水と油…と思っていたら、とんでもない!!
陰陽は表裏一体、見え方が違うだけなのかもしれません。
ご著書を拝読はしていたので、ある程度は近しい想いも番組収録前には持ってはいたけれど、先入観を持たずに己と対峙し続けようとする姿勢には大いに学ぶところがありました。
毎回、ゲストの方とお話しさせていただいて想うことは、違うジャンルのみなさんなのに、根底ではおっしゃっていることがみな同じ。
集英社「kotoba」で連載している対談のシリーズもそう。
次回は能楽研究者で法政大学の教授、山中玲子先生との対談だったのですが、ちょうど対談の日が能の実施講義の日だったので、青山の銕仙会能楽研修所にて観世銕之丞さんの元、学生さんたちに混じって能の基礎についてうかがうことができました。
そんなに能をたくさん観ているわけではないのですが、それでも素晴らしい能に出会うと、やはり能でしか味わうことができない感覚に身を奪われてしまうので、惹きつけられてしまうのです。
いち俳優としても、世阿弥の教えから学ぶことは本当に多いので。
で、観世銕之丞さんがおっしゃるには「能はミュージカルと同じです」。
亜門さんとも同様のお話しをした直後だったので、これにはマイッタ!!
たしかに歌舞音曲、それぞれを分け隔てずにひとところ、ひとつの時間の中に現すのですから、その通り!!

シュルレアリスムと仏教、ミュージカルと能…ジャンルは違えども、それぞれの人達にとって響くものを通して探り続ける。
僕の原点は、でも、どうやら音楽。
いや、これとて分けることはない。
原点はひとつという感覚からも離れなくては。
けれど、すべてはひとつであり、すべては万物。
亡き偉大なるベーシスト、橋本潤を偲び、そして生誕55周年を祝って開かれた渋谷O-EASTでの「橋本潤生誕55周年祭」も大いに盛り上がった。
石橋凌、ロッカーズの陣内孝則という俳優でありロッカーである仲間たちのなかに僕がいるのも妙な感覚に襲われたが、スタンディングで満員の音楽好きの熱気に僕も後押しされ、いや、潤の魂も一緒にいてくれたので僕らのバンドも多いに盛り上がった。
今回はキセルの辻村友晴さんにサポートしてもらったが、これからも潤の魂と共に一緒にできるといいな。
横道坊主のみなさんに全体をひっぱっていただきながら、シーナ&ロケッツ、三宅伸治&THE TRAMP、THE BLACK 50、寺田町、渡辺隆雄さんらと潤が好きだったというジョン・レノンの「イマジン」で幕を閉じた。
横道坊主の中村義人さんの唄の後ろ、アコースティックギターを弾きながら、鮎川誠さんとシーナさんの横にいて、出演者のみなさんとの演奏のなか、確かに潤の魂はそこにあった。

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★橋本潤生誕55周年祭、愛用のベースや衣装とともに。


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★ゼラチン・シルバー・ミュージック・クラブ・バンド!! (C)迯迯闥issie


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★Jump!! (C)迯迯闥issie


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★ベース、辻村"ジェマーソン"友晴(キセル)(C)迯迯闥issie


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★キーボード、エマーソン北村 (C)迯迯闥issie


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★ドラムス、GRACE!! (C)迯迯闥issie


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★ギター&ヴォーカル 佐野史郎 (C)迯迯闥issie


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橘井堂二〇十四年神在月二十二日

故郷、島根県松江市の喫茶MG、45周年記念LIVE&Partyが先日、宍道湖畔のホテル白鳥で開かれた。
200人程の常連客たちが集まり同窓会…といった様相。
残念ながら美味しいやきめしやカツ丼の生みの親であるお母さんは今年他界なさったが、女主人のあっちゃんを中心に、美味しい味を受け継いで厨房に立つ弟さんのかっちゃんや様々な世代のお客さんたちが集まり、この素敵なお店が永く続いている喜びを分かちあった。
その名も「MG育ち」と題されたこのイベント、まさに実感!!のタイトルである。
美味しいゴハンとコーヒー、いつも良い音楽がかかっていて・・・心身共にMGに育ててもらった・・・のである。

僕が最初にMGを知ったのは1970年。
1969年に開店したMGだが、中学校の通学路、自転車通学の僕は自転車屋さんがある日、木製のドアの素敵な喫茶店に変わっているのに気がついた。
それから1年も経った頃だろうか…音楽好きの友人から「MGっていう喫茶店ではビートルズやロックがかかっていて、落書き帖のスケッチブックとかがあるらしいで〜」と聞いた。
で、はじめて行った日のことはあまりはっきりとは覚えていないけど、たしかにビートルズがかかっていて、お洒落な雰囲気にうっとりしていた。
ちょうど、新書館から出ていた寺山修司編集の真四角の詩集「99粒のなみだ」の、「あんりとぱうろ」のお店のような…。
で、ビートルズやストーンズばかりか、ピンクフロイド、ジミヘン、ドアーズ、T-REX、デビッド・ボウイ、ルー・リード、ツェッペリンやディープ・パープル・・・バッファロー・スプリングフィールドにCSN&Y…モビー・グレープだって東京から夏休に還って来た大学生のお兄さんがレコード持ち寄って聞かせてくれた。
ジェームス・テイラーにキャロル・キング・・・マシューズ・サザンコンフォートにイッツ・ア・ビューティフル・デイ・・・日本だって岡林信康、遠藤賢司、加藤和彦、はっぴいいえんどにジャックス、ディランII、三上寛、友部正人、あがた森魚、高田渡に吉田美奈子、中山ラビ・・・ユーミンやシュガーベイブは高校卒業してからだったけど・・・。
盟友、山本恭司はカツ丼派だったけど、僕はお母さんが作っていたやきめしが大好物だった。
二皿たいらげてた話しをあっちゃんは今でもする。^^"
ああ、もう2度と食べられないんだな・・・。
なんでも、チャーシューから自家製で、パラパラとしたゴハンに何とも言えない芳ばしさがたまらなかった。
レシピはわかっていても作るのは本当に大変なんだそうだ。
それと、当時の調味料が現在では手に入らないものもあるようで・・・。
コーヒーにミルクティー、夏はかき氷が・・・それは今でも変わらずにホントに美味しい!!
だから、仕事仲間で松江に来る人があれば、必ずMGに寄るように勧める。
雑誌Re:sの藤本智士編集長はそのカツ丼に感動して「日本のほんとうに美味いもん」特集でナンバー1に表彰したくらいなのだから!!
夏に映画「縁」の出雲ロケで一緒だった佐々木希さん、井坂俊哉さんやスタッフのみなさん方もカツ丼に舌鼓を打ってくださって、MG育ちとしては嬉しい限り!!

で、45周年記念のライブ&パーティー。
僕は高校時代のバンド、WIND CITYを再結成して「はっぴいえんど」を演奏。
大瀧詠一師匠追悼の想いも込め、すべて大瀧さんの曲で!!
セットリストは下記の通り。
1、12月の雨の日
2、はいからはくち(共立講堂「ラスト・タイム・アラウンド」のLIVEヴァージョンをベースにアレンジ)
3、びんぼう
4、抱きしめたい

ここのところずっと小泉八雲の朗読LIVEで一緒の山本恭司も高校時代のバンド、マッドロッカーを再結成!!
マッドロッカーはもう一人のブルースギタリスト、ヤスとのツインリードがカッコイイ!!
フライドエッグのRolling Down the Broadwayやディープパープルのハイウエイスター、ブルースナンバーで青春炸裂!!でした。
Ashっていう後輩たちのバンドも再結成。あまり得意ではないイーグルスの「ホテル・カリフォルニア」も彼らの演奏にはグっと来たぜ!!ギターの音、良かったなあ。
他にも浜田真理子さんやノグチアツシさん、マイトリーなど、ミュージシャンも数多く生みだしているMGなので、こんなLIVEもできたのかも。
キョージは息子のマオキと親子セッションもしたり(マオキのドラム、バカテクであきれるほど!!)、原洋一さんとのクイーンマリーなど大活躍でした。

あっちゃん、かっちゃん、これからもいつまでもお元気で!!
そしてお母さん・・・MGを見守っていてくださいね。

今日はここまで。
松江から西宮に行って四谷シモン展「SIMONDOLL 四谷シモン」でのトークショーや、足を伸ばして大津の三井寺での井浦新写真展や宗祖智証大師生誕千二百年記念の秘仏公開のことなど、まだまだ記したいことはあるけれど・・・次の機会に!!

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★あっちゃん、MG45周年おめでとうございます!!


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★WIND CITY 再結成!!


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★WIND CITY 佐野史郎g,vo


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★WIND CITY 小豆沢茂g


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★WIND CITY 小川功 b


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★WIND CITY 周藤芳行 dr


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★WIND CITY


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★2014年10月20日「産経新聞」山陰版。リンクをPDFのReaderで開いてください。


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橘井堂二〇十四年神在月九日

映画「物置のピアノ」「幻肢」と出演作品の公開が続き、舞台挨拶に廻った。
初日の満席の映画館の雰囲気は何とも言えない。
出来不出来や感想も気になるのだが、やはり初めて出会う瞬間のお客さんや作り手のときめきがその場に流れるのだ。
デビュー作「夢みるように眠りたい」の時から、その感覚は変わらない。
12月には禁断の愛を描いた和田香太郎監督「禁忌/sala」の公開も控えているし、そちらも楽しみだ。
TBSでのseason1に続きWOWOWで放送されていたドラマ「MOZU season2 幻の翼」の放送が16日から地上波でも改めてTBSで始まるが、音楽を担当している菅野祐悟さんのコンサートが東京フォーラムであり、そちらにも出演者として登壇させていただいた。
全編ドラマで使用されている楽曲を演奏。
弦や管を中心としたオーケストラの編成に加え、コンピュータでのDJスタイル、エレクトリックギターのノイジーな演奏と、オイシすぎる構成で、ドラマファンならずとも楽しめる、高揚感に包まれるひと時だった。
トークコーナーではTBSの安東弘樹アナの司会のもと、羽住英一郎監督、主演の西島秀俊、真木ようこ、池松壮亮、蒼井優、ワタクシ・・・と並んで撮影を振り返った。
監督は音楽の菅野さんに「メロディーはいらない、ノイズが流れていて、気がつけばメロディーになっているように」という指示を与えていたという。
袖で菅野さんのオーケストラの演奏を聴いていて、ギターのノイズ音にテンションがあがっていた佐野だったが、ジミ・ヘンドリックスやマイルス、ウェザーリポートに没頭した10代の感覚を思い出しロックやポップスに熱中したのと同時に、音楽が好きだったのはそのノイズに痺れてしまっていたからだったと気がついた。
ジム・オルークやトータスが好きなのもそういうところだろう。
俳優の仕事に対しても、おそらく監督は同じ事を求めていたのだと思う。
「台詞の意味や説明はいらない、息づかいを聴かせてくれ、気がつけばそれが意味を伝えているようになっていればいい」とでもいうのか・・・。
そうか、ノイズとして美しい旋律を奏で、ノイズとして息づかいだけで意味も説明も伝えよ・・・ということなのだな。
旋律を奏でるのが目的ではなく、言葉を伝えることが目的ではなく、その向こうのノイズを聴かせてくれと。

こういったドラマが絶えずに受け継がれていくことを願って止まない。

ノイズと言えば、LED ZEPPELINのリマスターのリリースが続くが、「胸いっぱいの愛を〜Whole Lotta Love〜」なんてアヴァンギャルドな曲が普通にヒットしてたのもイイ感じだ。
で、先日、ポール・スミスとジミー・ペイジがコラボしたZEPのアルバムからデザインされたスカーフが出されるというので記者会見&パーティーが行われた。
スカーフは数種類のパターンがそれぞれ限定50で、73,000円するが、瞬殺で売れてしまうんだろうな〜。
幸運なことにご招待いただき、直にお二人にもお会いすることができた。
記者会見では舞い上がってしまい「ジミーさんの新しいアルバムがリリースされる予定はありませんか?その時には初回限定特典としてスカーフは無理としても是非Tシャツを付けてください」と発言する始末。
パーティーではそんな僕を覚えていてくれて「Yheeee〜!!」とにこやかに話しかけてくれた。
でもって、もちろん一緒に写真も。
ああ、夢のようでした!!!

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★左からポール・スミス、ジミー・ペイジ、そしてワタクシ。

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橘井堂二〇十四年神在月二日

TBSラジオのトークレギュラー番組「RADIO SCOPE」が半年ぶりに再開し、「RADIO SCOPE バイ・オールド・パー」として、時間帯も土曜日から日曜日の夕方5時〜5時15分へと移動した。
今月のゲストは“食べるスープの専門店”スープ・ストック・トーキョーなどを経営する株式会社Smiles: の代表取締役社長、遠山正彦さん。
遠山さんは他にも リサイクル・セレクトショップ"PASS THE BATTON"やネクタイ屋さん"giraffe"などを展開。
一見、繋がりのないような事業は、けれど心地よく暮らして行きたいという点において筋が通っている。
この番組を通して、普段お会いできないような方とお話させていただく機会がとても大切で刺激的だと思わされる。
それにしても遠山さんお洒落。
三菱商事のベンチャービジネスとしてスタートなさったそうだが、独立。
映画の話なんかでも盛り上がりました。
あまりゲストの方と飲みに行くことはないのですが、この日は新しく始めた系列会社がバーを開いたというのでスタッフのみなさん、今回から参加してくださるアシスタントアナウンサーの中山美香さんらと収録後そちらへ。
その名もtoilet(トイレット)
ゆったりと過ごして・・・とのコンセプトもここまで!!!!
店内にはバスタブまで置いてあるし。
でも店内はとてもスタンダードな空気。
もちろん、オールド・パーを、ロックで。

山陰放送が製作した小泉八雲のギリシャでの朗読LIVEのドキュメンタリー番組「八雲の帰郷」が10月12日に西日本で、19日にはBS-TBSで全国放送の予定ですが、ここのところ「語る」場面がとても増えてきているような気がします。
ラジオスコープもそうですが、集英社の雑誌「kotoba」 でも色々な方と対談させていただいていますし、今年はゴジラのことでも本当にたくさんの方々との出会いや再会がありました。
ここ数年は古事記を通して古代史に関連する番組なども続いておりますし、人と語らうことが本当に楽しく、また学びの場ともなっています。
そんななか、またひとつ音楽にまつわるトークの場が始まりました。
季節ごとに年4回のペースですが「音座銀座」(おんざぎんざ/on the GINZA) という、銀座のYAMAHAの一階フロア、ポータルでトークイベントを開催。
先日は、第1回目ということで私ひとりでのトークでしたが、生まれてから音楽にのめり込み始めた頃までに至る経緯を個人史と戦後10年経って生まれた私の時代背景と重ねあわせながら、戦後日本芸能史を探りつつ、「銀座」という場を借りて音楽の楽しみを立ち寄っていただいた方々と共有させていただきたくお話させていただきました。
レス・ポール&メリ・フォード、クレージーキャッツ、スパイダース、フォークル、森山加代子、伊福部昭にチャイコフスキー・・・影響を受けた音楽をお聴きいただきながら・・・の一時間。
音楽以外はまったく何を話すか決めずにスタート・・・お客さんの年齢層はまちまちでしたが、行き当たりばったりの話しにもみなさん最後までおつきあいくださり感謝!!でありました。
次回は11月だったかな?
ミュージシャンの伊藤銀次さんをお迎えしての、これはロック談義になることは間違いないでしょうが、山下達郎さん大貫妙子さん等と在籍していたバンド、シュガー・ベイブのディープなお話も聴きたいもの。是非、お越し下さい!!

さて、あとは・・・舞台を終えた余韻を引きずった・・・いやいや、残した ^^" まま、先日NHK-BSプレミアムの「コントの劇場」の収録へ。
3回目の出演。
お声をかけていただくのはありがたいのですが、1時間番組、4本のコントをたった1日のリハーサル、そして当日のカメラリハーサルと本番・・・という、緊張感。
演劇ならばひと月かけて稽古するものを、1時間とはいえ毎回胃の傷む想い・・・。
特に前回は色々と失敗してしまい、落ち込んでいたので、今回は3度目の正直!!・・・と乗りこんだのですが、ワタクシ、ホント、学習しませんワ!!^^"
とはいえ、レギュラーの三宅裕司さん、小倉久寛さんはすべて受け止めてくださるので安心。また初出演の野間口徹さん、田中美佐子さんもさすがに初めてというので緊張なさってはいましたが、この方々、萩本欽一さんや志村けんさんとコントやってきた方々・・・さすが!!の息の合い方でした。
まあ、色々ありましたが、「立派なこと」をやろうとするのではなく「くだらない」と思われるものを一所懸命やることがとても大切だと気づかされるコントの劇場です。
小泉八雲の朗読も、決して文化的に評価され「良い作品」を残していくことを目的とせず、ただ、このひと時を時空を超えてお客様たちと共に「無常」を味わい、過ぎ去りしものに想いを馳せ、今ここに共にもがきながらも懸命に生きることを可笑しみ、思いやり、喜べれば・・・と。
先日の越谷能楽堂での公演では、それを強く想いながら演じておりました。
世阿弥の教えとコントの作業が重なる・・・と言ったら、暴言でしょうか?ここは、ひとつ正直な想いを述べること、お許しいただきたく存じます。
とはいえ、様々な機会を通して、次に伝えたい気持ちが湧くのも正直なところ。
マニュアルや情報を優先するのではなく、「気配」を察知し、伝えることが大切なのだと今日も想うのでした。

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★銀座ヤマハでの「音座銀座」の後、ビアホール「ライオン」でビール!!古くからのこの佇まい、タマリマセン!!


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★「コントの劇場」のリハーサルに向う途中で目に入ったポスター。不安を消し去ろうとしたのか、それとも無常観に感じ入ったのか・・・。


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★フォーシーズンズを描いた映画「ジャージーボーイズ」を観に渋谷へ。白バイに反応するのは何故? バイクも自動車も運転しない私ですが、なにかの「気配」に反応したのかな?

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