雑記帳 二〇十七年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十六年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十五年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十四年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十三年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十二年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十一年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇一〇年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇九年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇八年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇七年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇六年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
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橘井堂二〇十三年神在月十九日

「ダンダリン」とスペシャルドラマの撮影が併行している。
「ダンダリン」の方は、早くも中盤の撮影にさしかかり、決して台本を渡されるのが遅いわけではないのだが、そこから撮影までの日数がほとんどないので、セリフを覚えるのに追われている。 黙々と取り組んでいる主演の竹内結子さんには、頭が下がるばかりだ。
専門用語が並ぶので、ワタシなんざ、そこにさしかかると四苦八苦!!
加えて、1シーンを一気に撮って行くので、さらに追い込まれる。
けれど、その緊張感がタマラナイ!!
そうした撮影方法は、よりライブ感が出るようにと。
緊張感と、集中力と・・・リラックスしてればなんてことないことも、いったんセリフを間違わないように言おうとすると、かえってトチってしまう。
まったく、何十年やってもカメラの前で慣れることができない。
それでも、労働基準監督署のメンバーが揃い、みんなで作る現場はかけがえのないもの。
苦しいこともあるけれど、相手に身を委ねる楽しさもある。
フィクションではあるけれど、たしかに、今、生きている時間を共に分かち合っている。

視聴率は苦戦しているけれど、現場の空気はとても良い。
仕事、法令遵守、人権、自由、家族、命・・・実は、奥底にあるテーマは重い。
けっして表面的な勧善懲悪のドラマではなく、重くシリアスなテーマを抱えながらのコメディタッチのドラマなので、挑むハードルは高い。
作り手も、視聴者のみなさんも、そのことを分かち合いながら、一緒になって過ごさせていただくことができれば・・・と、一出演者として願っている。

10月30日には六本木の音楽実験室 新世界で、鈴木茂さんとのライブもあるし、あいかわらずの、あれやこれやの日々。
ロックも、俳優業も、生みだすことの幸せと喜びを噛みしめながら・・・。
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橘井堂二〇十三年神在月十八日

10月17日の若松孝二監督の命日、若松組常連の俳優たちは東中野ポレポレに集まり、追悼特集上映会に参集していたというのに、兄貴分のワタクシは欠席><
東京国際映画祭に出品される藤井道人監督「オー!ファーザー」のメンバーでグリーンカーペットを歩く。
若松監督、許してね!!
プロデューサーの奥山和由さん、監督の藤井道人さん、主演の岡田将生さん、忽那汐里さん、そして父親役の河原雅彦さん、ワタクシ。
10月23日、17:50からはTOHOシネマズ六本木ヒルズscreen5にて上映&舞台挨拶もある。
終わってドラマのロケで木更津へ。
深夜深くまでの撮影となってしまったので、みんなと合流することもせず、不義理をした。
夜中、一人、ビールを開け、監督と盃を交わす。
朝起きて、連続ドラマ「ダンダリン」の労働基準監督署の専門用語が並ぶ会議室のシーンのセリフをおさらい。
一日、一日、今、やらねばならないことをやるだけだ。
なんか、言い訳ばっかりになっちまいました(^^)"
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橘井堂二〇十三年神在月十七日

こないだの、富山のロックフェス、BEATRAMは楽しかった!!
富山城址公園にて。
あいにくの雨だったが、それでも、我らゼラチン シルバー ミュージック クラブ バンドが登場する頃には、小雨となり、たくさんの方が聴きに来てくださり、本当に嬉しかった。
野外はいい。
松江での小泉八雲の朗読LIVEも洞光寺の境内で、時おり吹く風を感じながら集中しつつも、風に委ねるようにして心地よかった。
元々、唐十郎の紅テント、状況劇場(現・唐組)育ち、外の空気のなかで何かをしはじめると血が騒ぐ。

BEATRAMは、まだ去年開催されたばかりの新しいフェスだが、市内の路面電車のなかで演奏があったりと、なかなかにユニークな取り組みをしているので、今後も楽しみ。
メンバー、みんなスケジュールがタイトで、東京日帰り、ドラムのGRACEは沢田研二さんのツアー中ということで、京都へと向っていき、富山を満喫するには至らなかったが、それでも演奏は楽しかった。
おそらくは、ほとんどの方は私のバンドでの演奏なんぞは目にしたこともなかっただろう。
開場は盛り上がったけれど、どんな風に感じていただけただろうか?
11月にはアルバムがリリースされる予定なので、こちらも楽しみにしていただきたい。

当日のセットリストは下記の通り。
1、どんどんどんどん
2、メロディハウス
3、キングコング
4、クスンと、カメラ
5、風は吹いている(AKB48のカバー)
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橘井堂二〇十三年神在月七日

水曜ドラマ「ダンダリン」 、撮影快調!!
決して高い視聴率でスタートしたわけではないが、現場の雰囲気は良い。
毎回、セットでの撮影は長回しで、かつてのテレビドラマの撮影方法に原点回帰しているかのよう。
もっとも、以前はちゃんとリハーサルの日が週に2日はあったものだが、リハーサルの日にちをちゃんと取って、スタジオに入った時には一気に撮るというスタイルはもはや過去のもの(?)
カット数が多くなって来た撮影方法の風潮とカメラの小型化などが相まって、カメラがセット内の色々なポジションに入れるようになったこともあり、自然と細かく切って撮影するようになってきたというわけだ。
「ダンダリン」では毎回、会議室でのやりとりが見所!(?)。
違法労働を摘発すべく臨検を行おうとする段田凛に対し、なるべく事を荒立てずに問題を大きくしないようとする労働基準監督署の監督官たち。
けれど気がつけば、いつのまにか段田凛の思うツボにはまって、形勢が逆転して何故か全員出動することに・・・。
署長役のワタクシは、まあ、それでも、ことの成り行きを見ていればいいのだが、主演の竹内結子さんや北村一輝さんは毎回、膨大な専門用語の羅列と戦っていらっしゃる!!!
年長のワタクシがNGを出すわけにはいかないはずなのだが、これが話の成り行きを追っているだけで精神がクタクタになってしまうほどなので、みなさんに度々迷惑をかけている。スンマセン!!!!!
でも、楽しい!!!
やっぱり、人と人とがちゃんとやりとりするってのはかけがえのないことだと実感する。
この密度の濃い時間といずれは離れなければならないことは分かってはいる。
せめて、今は精一杯、この時間を楽しみたい。
みなさまも、是非、おつきあいのほどを!!!

人と人とのやりとり・・・といえば、先日の松江での恒例の小泉八雲の朗読の夕べ「秘密〜私たちはどこから来て、どこへ行くのか〜」も楽しかった。
相方のギターの山本恭司の演奏の素晴らしさは言うまでもないのだが、彼の凄いところは、言葉を喋るように音を奏でることができるところだろう。
いや、手法はなんであれ、表現の素晴らしいところはそのことなのだと思わされる。
ギターと言葉で会話を続け、言葉とギターとで音楽を奏でる時間は例えようもなく密度が濃く、楽しい。
指先で情景を読み取り、その光景を映し出す。

加えて今回は舞台監督と演出効果を担当してくれている錦織伸行氏が野外劇を提唱してくれたおかげで、一段と臨場感が増した。
洞光寺の境内、開演と終演時にご住職が鐘つき堂の鐘を鳴らしてくださった。
小泉八雲が愛した洞光寺の鐘の音。
それだけで時空を超えることができる気がするから不思議だ。
錦織氏とは高校時代から共に演劇を志した仲間。同じ劇団でひと時過ごしもした。
後に門戸を叩いた師、唐十郎の紅テントの舞台も一緒に観に行ったっけ・・・。
そんな野外の風が今回の舞台を、小泉八雲が愛した蓬莱の世界へと運んでくれたような気もする。

「露のひとしずく」「若がえりの泉」「食人鬼」「葬られた秘密」「ろくろ首」「蓬莱」で構成された90分。
客席の息づかいと、我々の言葉と音との道行きはとても甘美なものでした。
今回は奇しくも仏教や僧侶にまつわる作品が多く、こちらも作務衣で登場いたしました。
永遠と、恐怖と、強欲と、残念と、美と、思いやりと、無垢と・・・さまざまな想いが駆け抜けた境内での風でした。

7作品目の小泉八雲の構成台本となった今回の「秘密」、8作目の構想はもちろんあるのですが、その前にベスト版とでもいうべき作品を持って、来年は小泉八雲〜ラフカディオ・ハーンの生地であるギリシャはレフカダ島での公演も予定されているので、そちらに向けて、ますます充実した作品作りを目指したいと志をあらたにしているところです。

ドラマの撮影の間、松江でナレーション録り、朗読LIVEのリハーサル&本番、映画「鷹の爪 GO」の舞台挨拶、トークイベントを終え、充実の時でした。
翌日の「ダンダリン」の撮影は、朗読の高揚が身体に残っていたせいか、芝居のテンションが高めになってしまい、監督から「佐野さん、芝居を抑えて」とダメだし。
一生勉強・・・です。(^^)"

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★リハーサル時、後ろに鐘つき堂。


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★リハーサル時は和気あいあいと(?)


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★本番は一変して緊張感が高まる!!


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★大切なのは「どうやるか」ではなく、周りの音を全身で受け止めることだけ。 その結果「そうなる」のだ。


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★終わってからは、小泉凡さんを交えてちょっとお話して、みんなで演奏。


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★講演、朗読・・・と銘打っておりますが、実は3人のバンド(?)小泉八雲が愛した故郷、アイルランドの民謡BELIEVE MEで幕を閉じる。


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★終わって一息。出会ってから42年が経ったふたり。

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