雑記帳 二〇十七年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十六年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十五年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十四年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十三年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十二年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十一年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇一〇年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇九年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇八年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇七年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇六年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
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橘井堂二〇十六年水無月二十九日

WOWOW 連続ドラマW「沈まぬ太陽」の出演シーンをすべて撮り終え、オールアップしました!!!!
私は第2部、12話からの登場なので、放送はまだ先ですが、手ごたえのある現場でした。
監督の鈴木浩介さんは一番最初はなんだったかな〜ってくらい昔からのおつきあい。
BS放送黎明期のBS-TBSのドラマなどでよくご一緒させていただいておりました。
鈴木監督は体格も大きく、その体躯どおりに演出も大胆に一気に撮影することもあれば、繊細に登場人物たちの神経を辿って間合いを慎重に測ったりと、演じていてもやりとりがとても楽しい!!!
チーフ監督の水谷俊之監督は「ひき逃げファミリー」でその名を知らしめた監督ですが、僕とは以前、小山順さんの原作「犯人よ、話してくれてありがとう」でご一緒させていただきました。
長野生坂ダム殺人事件・・・他殺でありながら、証拠不十分で自殺として処理された事件の実録物。
息子の死因を行政に頼ることができないと判断すると、自ら他殺の証拠をあげるべく血眼になって追求する両親。
僕が父親役で母親役は浅野温子さん、犯人に小日向文世さん・・・という、忘れられないドラマなのですが、残念ながらお蔵入り。
いつかオンデマンド配信されないかな?・・・と願っています。
演じていてても、無念さが溢れてくるドラマでした。

今回も、静かながら充実した現場でした。
ほとんどのシーンは国民航空という航空会社の会長役の長塚京三さんと副社長役の升毅さん、常務役の渡部篤郎さんとご一緒。
僕は航空機墜落事故の責任を取って辞任した社長(國村隼さん)後任の社長役。
ベテラン俳優勢揃いで、このころは現場で最年長ということが多いので、橋爪功さんは時折ご一緒させていただきますが、平幹二朗さんは実相寺昭雄監督の「帝都物語」以来だったかも!!??
30年近い!!!???
いや、とにかく、先輩たちもずらりで、亡くなられた緒形拳さんや長門裕之さんらも出演していらっしゃるのではないか?と思ってしまうほど。
そんななか、オールアップの日は料亭のシーンが続き、本物の芸者さんもいらして、男ばっかりの現場でしたから、それだけで華やいで楽しくなってしまい、まったく困ったオヤジでした。^^”

さて、撮影中の京都でのドラマも楽しみです。
またまた変わった役どころ・・・。
そういや、先日、ばったり京都にお住いの作詞家の松本隆さんと出会して、美味しいイタリアンを教えていただきました。
京都は食事も楽しみです🎶

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★最近入手した「南太平洋」のレコード、1951年リリース。1000円!!お買い得よ🎶 暑くなってくると、必要な南洋モノ。細野さんとかね!!


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★新幹線の移動では、お弁当が命!!京都といえば、やっぱりハモ料理。「魚」編に「豊」by 小津安二郎監督「秋刀魚の味」

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★京都のホテルのバーで撮影後、一杯・・・還暦過ぎてるし、オトナのフリするの許してね。

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橘井堂二〇十六年水無月十日

先週は、大阪〜福岡の旅。
その前に、文化放送「吉田照美 飛べ!サルバドール」(Podcastで聴けるかな?)の生放送があったか!?
ユーミン〜荒井由実、松任谷由実のベストテンをセレクトするという企画でお呼びいただきましたが、「音座銀座」同様、こちらも選曲地獄🎶
好きなユーミンの曲ばかりでなく、影響を受けたアーティストや、楽曲提供の作品、激レア音源など、止まらない、止まらない!!
作曲家としてデビューした最初の作品や、デビューシングル、ドラマの主題歌などなど、キリがありません> <
まあ、おかげさまで、なかなか好評だったようです。
ふう。
吉田照美さん、室照美さん、スタッフの皆様、お世話になりました🎶
ベストテンはHPでチェックしてみてください!!

さて、大阪〜福岡。
アクロス福岡、福岡シンフォニーホールでの「特撮 meets Classics 伊福部昭の世界〜ゴジラ vs オーケストラ〜」のトークゲストのため福岡入り。
大阪松竹座で、同じ事務所の浅野ゆう子姫と宇梶剛士氏が「七変化 女ねずみ小僧捕物帳」に出演しているので、陣中お見舞いがてら大阪経由!!
久しぶりにみんなで食事もできて、楽しかったです🎶
元々、こうした商業演劇は、出演は難しいかもしれませんが、観るのは大好き!!
大衆演劇が好きで、大阪に行くと、よく天王寺の新世界で大衆演劇観て、串カツ&ビールして大阪の空気を満喫しておりました。
今回は、他にも有森也実さん、コント赤信号の小宮孝泰さん、徳井優さん、村上弘明さんら、これまで共演させて頂いたり旧知の方々のお顔が揃っていたので、親しみも倍増。
加えて、新派の芸達者なみなさんもいらして、ホント、あでやかな舞台でした。
よく知られたねずみ小僧の物語ではなく、その子世代の物語????
幕末〜明治の動乱時期を、世相、芸能、庶民の眼差しから読み解くよ〜く練られた脚本!!!
歌舞音曲、立ち回り、見所満載のエンターテイメントに徹しながらも、なかなかに深〜い世界でもありました。

終演後、事務所のスタッフたちも以前からのおつきあいがあるという神田川俊郎さんの割烹「神田川」さんに集合。
おいしかった〜!!!!!
神田川さんも、とってもお元気でした。^^
美味しい食事とお酒で、舌も滑らかに舞台の感想やら、四方山話やら・・・。
浅野ゆう子姫の七変化の衣装や出で立ち、唄に舞、立ち回り、座長としての堂々の立ち姿、ゆう子ちゃんの魅力、満載の舞台でしたよ🎶
宇梶も悪役を楽しんでました!!^^

二次会には、マネージャーたちにシャンパンバーに連れて行ってもらいました。
・・・なんてこと書いてると、いかにもゲーノーカイの人たち〜てな感じがするかもしれませんが、こんなことは滅多になく^^”
いつもは、焼酎に焼き鳥よ!!
デスクの女性がシャンパンが好きで、案内してもらったんですが、なんでもシャンパンの世界は西高東低とか。
関西の方がシャンパン文化は広がっているそうです。
ガブガブ飲むもんじゃないし、なかなか繊細な世界だあ〜^^"
以前、ドラマ「相棒」の犯人役でワインソムリエを務めさせていただいたことがありましたが、シャンパンも深そう!!
あの時も色々と教えていただきましたが、シャンパンのミステリーなんてのも面白そうです。

福岡でのコンサートは1954年公開の第1作目の「ゴジラ」をオーケストラの生演奏で鑑賞するというもの。
これまで、2回ほど東京で体験しており、指揮は今回と同じく伊福部昭の愛弟子、和田薫さんでしたが、東京交響楽団の演奏は、それは迫力のあるものでした。
今回は、地元、九州交響楽団九響合唱団(女性のみ)による演奏。
ホールの環境も素晴らしく、東京フィルがふくよかならば、こちらは神経が張り詰められたタイトな演奏が素晴らしかったです🎶
しかし、何度観ても素晴らしい映画です!!
「ゴジラ」の上映の前、冒頭に和田薫さんと、1部の「ヴァイオリンと管弦楽のための狂想風狂詩曲」でヴァイオリンを演奏なさったNHK交響楽団第一コンサートマスター、篠崎史紀さんとのトークコーナーから始まったリサイタルだったので、怪獣映画ファンもたくさんいらしてましたし、とっても楽しい空気に満ちた演奏会でした。
それにしても、マロさん(篠崎さんの愛称)の演奏、素晴らしかったです🎶

佐野はこのために、福岡が舞台となってる怪獣映画「ラドン」と「ゴジラvsスペースゴジラ」も観直して参戦!!
ですが、「空の大怪獣ラドン」の主演、白川由美さんがお亡くなりになってしまったのは悲しい。T T

打ち上げは、和田さん、マロさん、九州交響楽団のソロコンサートマスター、扇谷泰朋さんらと、怪獣話、伊福部さんの話で盛り上がりました。
普段聞けない、楽団の裏話やクラシック音楽の世界のことなども・・・興味津々でした。
「次は佐野さんにギターを・・・」なんて冗談も飛び出す和やかな九州の夜でした。
伊福部さんの娘さんもいらしていて、この映画「ゴジラ」とシンフォニーの企画、これまでの4回を全てご覧になっているそうです。素晴らしい音楽と映画が、いつまでも伝えられますように。

翌日は、7月15日〜8月31日に福岡市美術館で開催される「ゴジラ展 大怪獣、創造の軌跡(あしあと)」で音声ガイドを務めさせていただくので、その打ち合わせや取材など。
ダリやウォーホルなど、収蔵作品も拝見させていただきましたが、素晴らしいコレクションでした!!
以前、島根県立美術館の館長さんも福岡からいらしてましたし、神話の時代から、なにかと縁の深い山陰と九州です。

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★吉田照美さんには1stアルバム『ひこうき雲』を。


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★室照美さんには「ミスリム」を🎶

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★大阪松竹座、レトロな建物、タマリマセン!!


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★大阪、北新地のシャンパンバー、ラ・シャンパーニュ、おいしかった^^

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★「シン・ゴジラ」には出演しておりませんが、もう、こうなりゃ俺はゴジラと最後までつきあうぞっ!!!^^”


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★開演前、ソロコンマスの扇谷泰朋さん、カッコイイなあ🎶

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★「ゴジラ」冒頭、船上でギターとハモニカを楽しむシーンの演奏は、10秒のみ!!!!!!!


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★これが伊福部昭「ゴジラ」のスコアだっ!!!!転載厳禁!!!!!!!m(_ _)m

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★打ち上げにて、マロさん、和田さん、佐野、ゴキゲンです🎶

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橘井堂二〇十六年水無月十日

WOWOW、連続ドラマW「沈まぬ太陽」第二部の撮影も順調に進んでいる。
残すところあとわずか・・・日々テレビモニターから流れる実際の謝罪会見の報道映像を見て、「なるほど」と、演技に役立てようと思ったり。

松江の小泉八雲記念館のリニューアルに伴って設置される「朗読ルーム」用の短編怪談の収録を相方の山本恭司と行っていたが、無事、完パケ。
ラジオドラマなど、放送局のスタッフとの作業とは違い、キョージがエンジニアも兼ねているので、手法は、まったくの音楽のレコーディング。
キョージは初の試みとはいえ、いつものキョージサウンドで小泉八雲の幽玄の世界を立ち上げた。 こちらは、生のステージだと、どうしても過剰な表現になってしまいがちで、いつも繊細な情景に対する神経、無音の時間、かすかな息遣いなどを探りながら葛藤しているが、それは録音の作業でも同じ。
目の前の、ただ一人の人に聴いてもらう・・・という具体からはぐれてしまいがちだ。 高田渡さんが生前、「どんなステージでも、今日はどの人にしようかな?と、一人に決めて唄ってるんだよ」と言っていたのを思い出す。
レコーディングでは、それが満足いく形となったかどうかはわからないが、うまく説明できないけど、エモーショナルなものをテクノ的解釈と、小津安二郎監督にも通づるモンタージュの手法でもって徹底はしているかもしれない。

年末の山崎哲さんとの「骨風」 は、今から緊張するが、篠原勝之さんの原作で、四谷シモン、十貫寺梅軒、大久保鷹、吉沢健、中島夏・・・といった状況劇場の大先輩たちや若松孝二監督の主演俳優、谷川俊之、井浦新・・・そして作家の田口ランディ、映画監督、林海象・・・こんな素晴らしい方々とのものづくりの現場で、臆してなんかいられない!!!
還暦過ぎての俳優人生の再スタートを期していた時だけに、この機会を実りあるものにせねば!!!

で、晢さんや梅軒さんたちと、プレ公演が行われる新橋のアトムタワーのギャラリーを見学に。
120年以上続く金物屋さんのビルなのだけれど、展示フロアには素敵な商品・・・というか、作品が並んでいて、いつまでいても飽きない。
このなかで、これらの作品と同じように、この身体が機能しなければならないことを、いまから提示される。

そうなると、もう、センサーが止まらず、昨年の「笑った分だけ、怖くなる」に続いての公演が来年もあるかもしれないので、演出の小野寺修二さんの稽古場を見学に行ったり。
小野寺さんは、パントマイム、ダンサー、振付師としても知られるが、彼らのカンパニー・デラシネラは素晴らしく、舞踏や演劇といったジャンルを超えたイメージの形而上学を実践している集団だ。
今回の公演は「ロミオとジュリエット」
これまでの公演に比べ、圧倒的に台詞が多いので、一音一音が、一挙手一投足に細かく神経を注入している演出だけに、余計に身体と声の切り結び方が際立つ。
小さな人形に語りかけたり、友人同士の会話を取材のようにインタビュー形式で交わしたり・・・。
「そうか!?世阿弥の『離見の見』とは、このことか!?」と思わせられたり。
自分の身体も、ヒトガタの有機人形。
己という他人に語りかけてあげればいいだけじゃないか!!!・・・などと思ったり。

ゴジラ関連の取材やトーク、ユーミン特集のラジオ番組(文化放送/吉田照美 飛べ!サルバドール /6月13日、15:30〜)を控え、またしても戦後からの世相や音楽の流れを振り返ったり、選曲地獄に陥ったり。

福田和也読んで、新宿の東京国際ミネラルフェアに行って、結晶世界に恍惚としたり。
チェコのヤン・シュヴァンクマイエル監督の最後の作品「INSECTS/蟲」がファンドを募っているので、作品を購入し、少しでもご協力させていただけたらと、監督の「シュルレアリスムは死なない!!」の言葉に励まされたり。
み〜んな、繋がってる。

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★ミネラルフェアで出会った孔雀石(MALACHITE)。ちょっとゴジラの皮膚っぽい!?


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★「沈まぬ太陽」、横浜ニューグランドでロケでした。レトロ好きは骨の髄まで。

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