雑記帳 二〇十七年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十六年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十五年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十四年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十三年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十二年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十一年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇一〇年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇九年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇八年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇七年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇六年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
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橘井堂二〇十三年霜月十九日

水曜ドラマ「ダンダリン」の撮影も、いよいよ終盤戦。
1話冒頭の、段田凛が亡くなったことを暗示させる意味深なシーンから始まった今回のドラマ。
労働基準監督署を舞台にしてのコミカルな描き方の裏に、切実な現代社会の屈折を浮き彫りにしていく作業は、観る方々によって捉えられ方は様々だろう。 青山署から西東京署への常ならぬ移動を命じられて赴任して来た段田凛の背負っている謎が、いよいよ明かされて行く。
毎回、シナリオをいただく度にワクワクドキドキしながらセリフを身体に入れて行くのだが、終盤戦はさすがにハードルが高そうだ。
その分、見応えある作品となるに違いない!!と、確信する。

これが終われば、もう年末。
今年もあっという間の一年。
とはいえ、一年を振り返る暇もなく、ドラマなどの撮影の他に来年のギリシャでの小泉八雲の朗読LIVE用のシナリオを年内にはあげなければならないので、こちらも気が気でない。
他にも、ゼラチン シルバー ミュージック クラブ バンドのCDリリースに向けての作業や、未CD化音源集「タイムスリップ」、ベスト版「たんすのなかにおくすり3つ+」に続いてオリジナルアルバム「たんす」「おくすり」「3」とLIVE-DVDのボックスセット"TIME CUPSULE" もリリース予定なので、LIVE映像を観直したりと、時間との戦いが続いている。

そんななか、ちょっとゆっくりするのはゴハン食べてお酒飲んで、ゴロゴロしながらスポーツニュース観て・・・なんて、オヤジ全開の時間と、やっぱり読書かな?
古事記、出雲神話、古代史など、学術的なものではないけれど、ファンタジー、幻想怪奇の世界として古のこの列島に想いを巡らせるのは楽しい。 先日は、来春公開の映画、万城目学さん原作の「偉大なる、しゅららぼん」の公開にむけて雑誌の対談取材があり、万城目さんとお話させていただいたのだが、本作品のみならず「鴨川ホルモー」「プリンセストヨトミ」など、歴史、神話にまつわる作品が多いので大いに盛り上がった。 「偉大なる、しゅららぼん」は琵琶湖を巡るふたつの旧家の物語。
湖がキーワードとなっているので、宍道湖育ちの私としては撮影中からテンションが高かったのだが、対談では原作者に作品分析を述べ始めるという暴挙に出てしまうほどでした。w
普段は、いわゆるライトノベルは手にしないのだが、ドラマや映画の原作でコミックやライトノベルが扱われることが多いので、仕事柄、読む機会がなくはない。
今はこうしてキーボードで文章を入力しているが、文章を書きはじめた頃は原稿用紙に鉛筆、古書も好きだし、読書を電子書籍で・・・など、考えたくもなかった。
が・・・iPhoneのskybookなど、無料で文豪たちの本が読めるとあらば・・・と、知らず知らずのうちに読むようになり、今年はKindleをプレゼントされたのがきっかけで、映画やドラマの原作本はKindleで購入するようになった。ダンダリンの原作も書籍では入手困難だったが、電子書籍なら安くてその場で手に入る。
あ、文藝春秋などの雑誌は、電子書籍の方が高いので、どちらを選ぶかは微妙なところだが。
原作本や雑誌などはいつまでも書棚に並ばせておくわけでもないので、たしかに電子書籍は場所を取らずに助かっている。
その一方で、電子書籍では入手困難な本もあるし、また装丁や紙質にこだわった書物は、やはり何にも代え難い。
レ・ファニュ、ゴーチェ、マッケン・・・ゴシックロマンスなど幻想怪奇文学を電子書籍で読む気にはやはりなれない。
サバト館の書物などは、手にする感触の喜びから始まっていたし。
テクノ、ノイズ、トランスも聴くけれど、アコースティックギターやピアノの音は生でなければ感じられないことがあるのと同様で。

テオ・アンゲロプロス監督の遺作「エレニの帰郷」をいち早く東京国際映画祭で観たが、原題は「時の埃」〜dust of time〜といい、ロシアの女流詩人、アンナ・アフマートヴァの作品から引用されたのだという。
早速、詩集を探したところ、素敵な詩集と出会えた。
「おおばこ」「ロザリオ」。
まあ、それもネットで検索してのことだから、どこまでがアナログでどこからがデジタルなのかはわからないが・・・。
ちょうど峯澤典子さんという詩人の方から新刊のご自身の詩集「ひかりの途上で」をいただき、ひさしぶりにじっくりと詩を味わっていたところだったので、女性の詩人が鍵となった。みずみずしい、生命に対する怖れと喜び。
そういや、高校生の頃、吉原幸子さんが好きだったな。

手作りの工房で製本されたような装丁の、それらの詩集の頁を繰る喜びは、やはり何にも代え難い。
ドラマや映画で放たれる言葉がすべて詩となって伝わることを諦めずに挑みたいものだ。
アンゲロプロス監督はもういないのだから。

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★長澤典子さんの詩集「ひかりの途上で」(七月堂)、アンナ・アフマートヴァ詩集「おおばこ」「ロザリオ」(ブックワークス響)

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橘井堂二〇十三年霜月二日

西麻布、新世界での鈴木茂さんとのLIVEを終え、我らがゼラチンシルバーミュージッククラブバンドのレコーディング作業やジャケット打ち合わせも終えて、一瞬、放心状態。
LIVEはとても盛り上がりました!!!
セットリストは下記の通り。

1、メロディハウス
2、キングコング
3、ちぎれ雲
4、抱きしめたい
5、はいからはくち
6、びんぼう
7、颱風
8、氷雨月のスケッチ
9、8分音符の詩
10、ソバカスのある少女
11、100ワットの恋人
12、砂の女
13、スノーエキスプレス
14、クスンと、カメラ
15、旅芸人の記録
16、セントラルアパート
(アンコール) 17、12月の雨の日
18、かくれんぼ
19、春よ来い
20、花いちもんめ

茂さん、弾きまくり、唄いまくりでしたよ!!!
はっぴいえんどの大瀧詠一さんヴォーカルの曲も、たくさん弾いていただきました。

さあ、連続ドラマ「ダンダリン」もロック魂抱えて、後半も、全開でいくぞ〜!!!

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★開演前はワクワク、ドキドキ!!


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★昔、自由劇場だった場所です。


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★ベース、橋本潤!


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★キーボード、エマーソン北村!


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★ドラム、GRACE!


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★ギター、佐野史郎。


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★ギター、鈴木茂!!


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★アンコール、曲順を忘れた茂さんに「『春よ来い』ですよ!」と。「あ、そうか」と。


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★ゼラチン シルバー ミュージック クラブ バンド&鈴木茂、ラストは「花いちもんめ」で。 また、やりたいな〜!
all photos by 山本彩乃(SECESSION)

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