雑記帳 二〇十七年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十六年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十五年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十四年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十三年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十二年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十一年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇一〇年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇九年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇八年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇七年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇六年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
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橘 
井堂二〇〇九年皐月二十九日

『アイシテル〜海容〜』も終盤。
今日は、第8話のセット撮影。
“撮って出し”状態で、お尻に火がついています〜!!
ですが、収録は、どちらかというと、淡々と進められていて・・・。
小沢家の3人は、それぞれの事件の真相への対し方、もう生きて戻っては来ない子供に対しての想いを慎重に家族間でぶつけている状態が続き、神経を張り巡らせているので、終わると、何とも言えない疲労感が残ってしまいます・・。

そんななか、よく、食事のシーンが出て来るのですが、今日は、夕食前が、丁度、食事のシーンだったので、ドラマ用の”消えもの”の食事で、家族3人済ませました。
もったいないから、たまに食べることあるんですけど、今日は、スタッフもだ〜れもいないセットのなかで、板谷由夏さんと、川島海荷ちゃんと3人で、学校の話や、お互いの家族の話・・・食事はみんな揃って食べるのか?・・・とか、何が好きか?とか、あれこれ話しながら、いただいてました。

ホント、セットの中なのに、一瞬、板谷さんが「なんか、本当の家族みたいだね?」と・・・カメラ、回しといて欲しかったな〜なんて・・・。
そんな空気感が、伝わるといいな・・・と思いながら、あと2話で、さよならする家族との夕食を、しみじみ味わっていました。

ちなみに、献立は・・・。
*麻婆茄子
*かに玉
*キュウリのおひたし(ごま油風味)
*しいたけのお吸い物
*ごはん

でした。
美味しかった〜!
赤堀料理学園の赤堀博美さんがフードコーディネートをしてらっしゃるのですが、『喰いタン』や『フードファイト』『正義の味方』でもお世話になりました!
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橘 
井堂二〇〇九年皐月十八日

島根県松江市で、12年に一度行われる船神事、「ホーランエンヤ」に行って来ました。
地元、山陰放送の実況中継のリポートで、呼んでいただいたのですが、いや〜良かった〜。
詳しい事は、HPで読んでいただくとして、360年続くこの日本三大船神事(他には大阪天満の天神祭、宮島の管紘祭)を体感することができて、本当に感激!でした。
番組が終わっても、もちろん、大橋の袂まで行って、ずっと、勇壮なかけ声と力強くかつ繊細であでやかな踊りに見とれておりました。
五穀豊穣を願って、城山稲荷神社の御神体を船に載せて阿太加夜神社(あだかやじんじゃ)まで運び、また帰って来る、9日間に渡るお祭り。「渡御祭」「中日祭」「還御祭」
と行われるのですが、やはり、盛り上がるのは初日と最終日の大橋川を渡る櫂伝馬船(かいでんません)の上で舞われる櫂伝馬踊り!

「ホ〜ランエンヤ〜 エンヤサ〜ノサ」と一艘、40人余の漕ぎ手が声を合わせて船が出ると、もう、それだけで、鳥肌が立ってしまいます。
そして、舳先では歌舞伎姿の剣櫂(けんがい)が舞い、へさきでは艶めかしく女形が采振りをして息を合わせます。
神輿船、神器船、神能船、神楽船を率いて、100艘もの船が川を渡る姿は圧巻でした!!
大海崎(おおみざき)、福富(ふくとみ)、大井(おおい)、矢田(やだ)、馬潟(まかた)の五カ所の地域が、それぞれの芸を競いながら、ご神体をお渡しする目的をひとつにして進むのです・・・。

・・・なんて言うんだろう・・・?現実の世界なのに、異空間・・・。芸能、奉納とは元々そういうものなのだろうけれど、風景全体が異次元に渡ってしまうような感覚・・・。アンゲロプロスの映画のようでもあり、唐十郎の紅テントの屋台崩しのようでもあり・・・。本水の上で舞われる歌舞伎は、芸能の原点を観る想いでした。
出雲の阿国を生んだ土地だもの・・・保守的な地域ではあるけれど、伝統のなかにあるアヴァンギャルドを見逃さないように、しっかりと受け止めました。
超現実世界は、どこにでも転がっているのだろうけれど、みなが一様にそれを受け止める時間は、やはり身体ごと、どこかに持っていかれてしまいます!

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★馬潟地区の櫂伝馬船


・・・初めて観たホーランエンヤは、24年前、マキを両親に紹介するのに連れて帰った時でした。
で、12年前は、NHKの番組で、実況中継に呼んでいただいて・・・。
その時は、マキとマキの両親と、みんなで松江に来て、八雲が5歳で・・・。
みんなでご飯食べましたが、僕の親父はもうあの世の人になっちまい・・・月日の経つのは早いものです。

12年後は、大橋川の拡幅工事の予定によって昔ながらの地域の存続が危ぶまれることや、それぞれの地域の過疎化、老齢化、少子化で、漕ぎ手や舞手がいなくなってしまうかもしれない・・・とも危惧されているようです。
360年続く伝統芸能を失う事の大きさは計り知れないと思うのですが・・・。

どんな形であれ、12年後、また、松江でうち震えたいと思います。
さ、それまで、元気で生きなければ!!

ところで、今回は、「りす写友会」のメンバーでもあるアズキや、高校時代からのバンド仲間のメガネとも会えて、新大橋のところにある「やまいち」でご飯食べました。
ここは、本当に美味しい!
山陰放送の山根さんも加わって、11月7日にやる、喫茶MGの40周年記念ライブの打ち合わせ。
計画通りに進めば、またまた華やかなライヴになりそうです!!

アズキとは島根県立美術館にも行きましたが、10周年記念ということで、フランス絵画の19世紀展や写真展も、素晴らしいラインナップでした。

いっぱい刺激受けて、よし、また、ドラマも、神事・・・と、芸能の原初に帰って捧げる事にいたしましょう・・・。
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橘 
井堂二〇〇九年皐月十日

昨日のキヨシローさんの葬儀には行かなかったけど、ロック魂は燃えた。

『りす写友会』の写真展に顔を出してから、『アイシテル 〜海容〜』の新しい台本を受け取って帰宅。
台本読んでたら、何故か高倉健の『昭和残侠伝』が観たくなってDVDで観る。
やっぱ、健さんはカッコイイ!
池部良も、松方のアニイも、みんな凄い。
ロックだ。
真っすぐなんだ。
滅私の魂とロックは正反対なような気もするけど、自分をからっぽにするというところが同じだ。
それが凄い。

で、夜、地元の吉祥寺のライブハウスGBでシーナ&ロケッツ
こないだ橋本潤の50THライヴで飛び入りした時に、シナロケが「レモンティー」と「サティスファクション」をやって、もう、ライブに行きたくてしょうがなくなった。
そんなタイミングで、鮎川さんが30年ぶりに吉祥寺でワンマンライヴをやるというのだから、こりゃ、行かないテはない。
ここのところ、ラモーンズにすっかりハマっている八雲を誘ってくり出した。
オリジナルメンバーのベースの浅田猛さんが復帰していて、5人編成のシナロケ、しょっぱなの「バットマン」から全開!!
最新アルバム「JAPANIK」からの曲も最高でしたし、ストーンズの「ギミーシェルター」を彷彿させるアレンジの「ビールスカプセル」、渡邊信之さんのギターもカッコよかった〜。
クリーントーンのリードギターがグっときました!
いやいや、久々に汗だくになっちまって、今日は身体が痛いや〜。
なんか、こんなに解放されたのは久しぶり!!
途中、ステージ上から僕を見つけた鮎川さんとシーナさん、「ロック仲間の、サノシロー!!」なんて紹介されちまうもんだから、嬉しいやら、恥ずかしいやら・・・。
「橋本潤祭り」でやった僕の「ともだち」を、気に入ってもらって、「佐野はロック」と言ってもらえたようです。
今年は、内田裕也サンに続いて「佐野はロック」といわれたのですが、写友会のメンバーでもある、友人のエカに言わせると「佐野みたいに保守的なロックはない!」と、却下。
・・・持つべきものは、友です。
ヤクモも、客席で「オトーサン、恥ずかしい!」と・・・高校生の娘はビミョーです。
しかし、さすが、シナロケ、客層の巾が広く、10代や20代のロッカーもたくさんいて、ノリまくってました。
ヤクモもバンドをやっているので、ばったりバンド仲間と会ったりして、盛り上がってました。
親子でロックも、今や普通なのかも?
ドラムの川島一秀さんの娘さんもボーカルやってるとかで、子供同士で意気投合してましたし・・・。

終わって楽屋に招かれて、顔を出すと、楽屋には、キヨシローさんの遺影が飾られておりました。

言葉だけのロックにならないよう、ドラマでもロックしなければ!
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橘 
井堂二〇〇九年皐月一日

ゴールデンウイーク、始まりましたね。
メーデーの今日もいい天気・・・行楽日和ですが・・・。
『アイシテル 〜海容〜』は、ただ今、5話の撮影中。
昨日のロケも辛いシーンでした・・・。
小沢家は、なんとか日常生活を取り戻そうとするのですが、その度に、試練が・・・。
3話では、ママに酷いことを言ってしまったパパですが、とても立ち直れないママは、倒れてしまいました。
娘の美帆子に「ママは眠ってるぞ、大丈夫、心配いらないよ」という台詞、実は、佐野は、ママの状態がどうなっているかわからない・・・というつもりで言っていました。
常に、ドラマが、予測不能で、どうなっているかわからない状態にしておきたいからなのですが、ドラマのストーリーの流れのなかでは、もしかしたら奇異に映ってしまうかもしれないことへの不安や、心情説明を求められる物語に準じることとの葛藤で、日々、もがいています。
・・・こんな裏話、やはりくどくどと述べることじゃないかもしれませんね?
ドラマ、観て頂いた、そのままが、やはり一番!
今後の展開は、見逃せません。
僕の中では、『ずっとあなたが好きだった』『誰にも言えない』『凍りつく夏』 に続く、家族のあり方を正面から取り組んだディープな作品として、大切なものとなっています。
見守ってやってくださいませ・・・。

そんななか、りす写友会、第一回写真展「アルバス」、無事にオープンいたしました。
29日のレセプションにも多くの方に参加して頂き、盛況でありました。
まずは、ホッとしています。
個人の写真展と違って、色んな人の写真が並ぶのって、楽しいです!
みんなのなかにあって、見えてくることもあって・・・。
高校時代からの親友、エカとアズキの作品とも並んで、こんなこともあるんだな〜と。
まあ、しかし、小説家の柴崎友香さん、雑誌「Re:s」の編集長、藤本智士さんらとの出会いで、あれよあれよ・・・と言う間に、このようなことが実現し・・・。
亡くなられた、仲田薫子さん(写真家、故・植田正治さんのお孫さん)に声かけられて、植田正治写真美術館でトークイベントを行ったことが縁で、植田正治の写真世界を彷徨う映像作品『つゆのひとしずく』(劇中、着物姿の女性が薫子さんです。顏は写っておりませんが)を監督したり、昨年の写真展『あなたがいるから、ぼくがいる』を開催するに至ったり・・・。
薫子さんにもきっと、喜んでもらえているだろうと・・・思います。
松江から上京できなかったアズキのためにエカがムービーを回していたので、公開しますね。
プライベート目的で撮っていたので、なんともグダグダですが、ご容赦のほどを! http://www.kisseido.co.jp/Arbace.mov
できれば、是非、ご来場ください!

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★イタリア風景シリーズ 毛皮の女性はマネキンではありません。
シャッター押す瞬間に睨まれました。


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★「吸血鬼同盟さんの方(ほう)へ」(1975年 撮影:小川功
被写体:佐野史郎)佐野史郎、二十歳!何やってんだか〜。

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★ 「貴種流離譚」シリーズより 今年3月23日に生まれたばかりのエカの長男、
オムくん。捨て子をイメージして・・・幼神だな 。

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★アズキのアルバス。

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