雑記帳 二〇二四年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二三年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二二年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二一年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二〇年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十九年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十八年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十七年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十六年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十五年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十四年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十三年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十二年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十一年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇一〇年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇九年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇八年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇七年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇六年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
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橘井堂二〇二三年睦月二十三日

先日撮り終えた連続ドラマのゲスト回。
20数年ぶりに共演した女優のAさんは、変わらずに素晴らしかった。
腹に落ちたその物言い、きっとさまざまなご苦労を乗り越えてきたんだろうなと想いを馳せる。
Aさんとは、舞台でもガップリ組んで、密度の濃い時間を乗り越えた同志の感覚がある。
我が身を振り返れば、相変わらずののたうちまわりようで、病を克服して、少しは肝も座るのかと思いきや、そう変わるものでもないのかと苦笑い。
まあ、そういう時間が好きなのだろうから仕様がない。

話は変わるが、ジェフ・ベック高橋幸宏デヴィッド・クロスビーと、青春時代から親しんできた音楽家が立て続けに他界なされ、さすがに一つの時代が終わった感覚は免れ得ない。
レコーディング中の僕のアルバムにも、少なからず先達の影響が見て取れる。
ユキヒロさんと同時代を駆け抜けてきたSKYE小原礼さん鈴木茂さん林立夫さん松任谷正隆さんとのアルバムは、過ぎ去りし日々への想いに、確かに満ち満ちているかもしれない。
過ぎ去った過去など、戻るはずもないのだから、常に、前を向いて、希望を持って、新たな世界を切り開くことを良しとするのが、世の中というものかもしれないけれど、持ちながらえた生命には、もはやセンチメンタルだのノスタルジアだのも恥ずかしくなく、臆面もなく過去を愛しんでしまう。

まあ、それも、今があるから、明日があると信じるからなのかもしれないけれど。
先日訪れた、東京国立近代美術館大竹伸朗展は、本当に素晴らしかった。
圧巻の、そのエネルギー量!!
それこそ、過去を貼り付け、蓄積し、そればかりか、未来の記憶をも、現前化してみせるのだから恐れ入る。
同い年だしね・・・尚更、共通の記憶もあるように感じるのだ。
・・・そういや、以前、はっぴいえんどやパンク、テクノ、ノイズミュージックのことでトークイベントで対談させていただいたことがあったが、ブレないその眼差しに、大いに刺激を受けた。

なんだかんだ言いつつも、明日をどう生きようかと、今日を生きるのだ。

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★大竹伸朗展、いきなり宇和島駅!!


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★立体コラージュ・・・とでも言ったら良いのか・・・


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★なぜ、この世界に、このようなものが・・・


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★看板が掲げられるに至る、その時間もあったのだ


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★膨大なスクラップブックは、撮り損ねたけど、大竹作品の代名詞(?) 「ニューシャネル」のドア

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橘井堂二〇二三年睦月九日

仕事始めはドラマの撮影。
60代、政治家の役が多かった印象だけど、70歳を前にして、役所がいろいろな感じ・・・。
今撮影してるのは、定年を迎え、仕事、家庭・・・これからの生活に戸惑う、昭和な価値観のままの男の役。
昨年末、北鎌倉のZEN映画祭「みんなの小津会」で小津安二郎を語ったこともあり、小津作品を観直していたので、その影響はあるかも?
・・・まあ、映像の仕事を始めた時から、常に、小津安二郎や成瀬巳喜男監督等、松竹大船作品はお手本ではありましたけれど。
なんとか大病を乗り越え、せっかくいただいた命ですから、小津の世界観そのままに、今ある瞬間を大切に使っていきたいと思います。

渋谷ユーロスペースで開催された「林海象監督復活祭」では、濱マイクシリーズ第一弾「我が人生最悪の時」のトークゲストで、出会いからこれまでのこと、映画への想い等々・・・。
海象監督も、骨折事故で意識不明の昏睡状態から一年半もの時間をかけて復帰。
お互いの無事に感謝しつつ、何やら常に運命を共にしている感覚に苦笑い・・・。
次回作を約束して、まだまだ、これから!!!と、励まし合いました。

お正月は、家族で伊豆へ。
ゆっくり温泉に浸かり、海の幸に舌鼓。
混んではいたけれど、混み合う時間を少しづつずらしての食事や入浴、快適でした。
ちょいと穴場な温泉地だったかな?
駅からは、送迎の車を使わずに歩いて海辺を散歩したり・・・お陰で、ひっそり佇む神社に初詣もできました。
ご祭神はスサノオノミコト・・・出雲人としては重ねてありがたや。
伊豆の「イズ」は出雲の「イズ」と重なるともいいますし、おそらく縄文の時代から残る、突端の意味合いもある言葉なのかもしれません。
伊豆は温暖で、ホントに過ごしやすいことを実感しました。
宿の近くにダイビングショップがあって、以前はよく潜っていたこと懐かしく思い出しておりました。
また、潜りたいけど、体力、それなりにいるからな〜〜〜。
スノーケリングだけでもいいから、また、海遊びしたいな。

・・・魚座、インスマス・・・平家に肩入れするところもあるし、やっぱり海の種族なのかな???

などなど、今年も始まりました。
今年も、色々とお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

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★JR〜伊豆急で。南国情緒ありますねえ〜〜。


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★乗ったのとは別の車両ですが・・・海岸沿いを走る鉄道、癒されます。


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★この駅のホームには足湯もあったんですが、コロナで閉鎖中。残念!!


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★小高いところにある神社。津波があってもさらわれないところに、神社はあるようです。


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★初釣、のどかだ〜〜〜。


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★アロエが目立ちました。猫も気持ちよさそう。


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★おせちにお刺身。美味しかったです!!


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★お宿は源泉。露天風呂も併営。サイコーでした!!


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★露天風呂からの海景。


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★城ヶ崎海岸。島根半島を思い出します。


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★島根半島の加賀の潜戸も思い出します。


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★ヒトはやはり、海からやってきたのかな?

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