雑記帳 二〇二四年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二三年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二二年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二一年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二〇年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十九年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十八年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十七年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十六年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十五年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十四年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十三年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十二年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十一年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇一〇年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇九年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇八年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇七年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇六年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
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橘井堂二〇二四年睦月三十日

珍しくモデルの仕事で、お茶の水の「山の上ホテル」でスチール撮影がありました。
フランスのヴィンテージの服はとても着心地がよく、レトロモダンの佇まいの中で、楽しく過ごすことができました。
撮影も、デジタルではあるけれど、大判、中判のカメラで、リンホフやハッセルブラッド。
やっぱり解像度の高いカメラの表現力は凄いなあ〜と。
まあ、カメラマンさんのスキルが素晴らしいということなんですけどね!!

山の上ホテルには、天ぷらを食べに行ったり、BARに寄ったりと、何度か足を運んだことはあるのですが、随分と久しぶりでありました。
ですが、山の上ホテルは2月いっぱいで休館とのこと。
昭和29年(1954)から続く、アールデコ調のクラシックホテルは老朽化が進み、改築しなければならないのかな?
また、再開することを期待して・・・。

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★再開を楽しみに・・・


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★HILLTOP HOTELのロゴをあしらった窓柵。


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★クラシックホテルの佇まい、落ち着きます。


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★ハンガーにも時の流れが感じられます。

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橘井堂二〇二四年睦月十九日

箱根彫刻の森美術館での佐野史郎写真展『瞬間と一日』も、無事終了!!
最終日前日にはクロージングトークイベントも開催し、多くの方々にお集まりいただきました。
彫刻の森、長野の美ヶ原高原美術館でのカレンダー撮影のこと、「なぜ佐野史郎が写真展を?」にもお答えするべく構成した、明治時代から残る佐野家のアルバムからや、僕がこれまでに撮影した作品などを織り交ぜつつご覧いただき、それに沿ったお話もさせていただきました。
あっという間の1時間余。

奇しくも同時期に開催となった、新潟県新発田市の吉原写真館での「ALBUM〜まなざしの先の俳優 佐野史郎」では、亡き父が撮影、現像、プリントしていた写真を複写し、データの印画紙にレーザープリントという手法で、ビンテージの銀塩写真と区別がつかないほどの上質なプリントをご覧いただくこともできました。

こちらは、新婚時代の両親や、生まれてから幼少期までの私の写真なども展示。
毎月、写真雑誌を購読していた父でしたが、色々と写真術を学んでいたんだな〜と、あらためて知ることに。
明治から続く吉原写真館のレトロモダンな建物は、それ自体がすでにギャラリーとして素晴らしく、これからの様々な企画展も楽しみです。

で、その、吉原写真館の吉原悠博さんもトークイベントに駆けつけてくださり、さらには母の実家の、出雲大社のお膝元の写真館、独立軒の山崎充史くんも東京での仕事のついでにと来てくれました。
独立軒の創立者、巌おじさんや、安郎おじいさんの写真も展示していたので、充史くんには観てもらえて、本当に嬉しかったです。
かくして、出雲と越の国の写真館の交流もでき、神話の時代とも重なる思いで、感慨深く。
お二人には、無茶振りで、トークにも参加していただき、彫刻の森美術館の湯川准一さん、辻井有里さんの進行のもと、充実した時間を過ごすことができました。
俳優仲間の榎木孝明さんご家族もいらしてくださり、知らずにいたので感激!!でした。
榎木さんは美大出ですし、絵画も続けていらして個展も開いていらっしゃいますし、ものの見方には、もしかしたら通じるものがあるのかもしれません。 武術家でもありますし、身体論もなるほどと思うこと、お話ししてくださいますしね。

打ち上げは小田原で。
海の幸を堪能いたしました。
一泊し、翌日の最終日にも顔を出しましたが、放送局、制作会社の方々にもいらしていただき、ありがたく。
で、幼馴染の弁護士、郷原信郎夫妻も駆けつけてくれ・・・また、世の中のあれやこれやの話、じっくりせねば!!

写真を始めてから、多くの写真家の方々との交流もあるのですが、何かと昔からお世話になってる安珠も来てくれました。 安珠や吉原さんが楽しんでくれたようだったので、写真展は開いたもののアマチュアとしても写真家とはとても名乗れないではいるのですが、惹かれるものを観、感じることができれば、それで良いのだ・・・とは思えたのでした。

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★3ヶ月間、無事終了!!


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★父の撮った、新婚時代の両親。トークイベントのあった1月13日は母の92歳の誕生日でした。


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★吉原写真館の吉原悠博さんと。出雲大社の写真の前で出雲と越とのつながりのお話。


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★安珠と。

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★榎木孝明さんと。同年代の俳優仲間には高校の同級生と同じような気持ちにもなります。


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★新潟、柴田の吉原写真館。創業明治23年!!


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★さて、この先、どこへ行くのでしょう?


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★ レトロモダンの佇まい、たまりません。


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★生まれてから今年で69年!!

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橘井堂二〇二四年睦月十一日

元旦早々、能登地方の大地震。
10日が過ぎても、復旧の目処がなかなか立たないとのこと。
阪神淡路、東日本、熊本等、この数十年大地震が続いている。
この先も、何が起きるかわからない日本列島。
本当に大切なものは何か?と、問われているようにも感じられる。
わずかばかりの義援金をお送りすることぐらいしかできないけれど、被災された皆様方の安全と、一日も早く日常を取り戻し、これ以上の被害が出ないことを祈るばかりだ。

正月は、今年の無事を記念して、家族三人で寅さんの聖地、柴又、帝釈天にお詣りした。
参拝したのは初めて。
話に聞いてた通りの風情と賑わい。
団子屋さん、お煎餅屋さん・・・
どこかで食事を・・・と思ったが、どこも長蛇の列。
そんな中、少し外れた小さな居酒屋は、熊本料理が自慢の店で大当たりだった。
けれど、テレビのニュースでは被災地の様子が・・・
なんとも複雑な思いで過ごしていたが、それだけ、日常というものがありがたいことだと噛み締めた。

柴又、帝釈天からの帰り、観光客のような気分で、珍しくスカイツリーに。
東京を一望し、このとてつもない都市がこの先、どうなっていくのか、想像がつかなくなり、ちょいと恐ろしくもなったが、この地に、江戸時代の武士や商人、庶民はひたむきに生きていたのだなと、今年も、一日一日を味わい、大切に過ごしていくだけと、思うのだった。

仕事始めは取材。
なんだか、去年からずっと取材を受けている印象。
何度も同じ話をすることになるのだけれど、聞き手の方によって、それでも違う思いが湧いてもくるので、自分と向き合う良い機会ともなっている。
ありがたいことだ。
30年前のヒットドラマ「ずっとあなたが好きだった」の冬彦役のことと、多発性骨髄腫の闘病のことは、この先、どのくらい生きるのかはわからないけれど、仕事を続けていく限り、向き合い続けなければならないだろう。
滅多にできない経験が、何かの役に立つこともあるかもしれないし。

病気は寛解したけれど、喉元過ぎればなんとやら・・・とならないよう、健康には気をつけなければ。
生きているだけで、十分幸せ・・・とは思うけれど、今年も良い仕事ができるよう、取り組んでいきたい。
少しでもお役に立てることがあれば、何なりとと、これからも努めていかなければ・・・。

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★棚の上の正月飾り


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★おせちあれこれ。数の子、いくら、あわび・・・松前漬けも自家製。


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★お雑煮、関東風? 右は出雲風に丸餅、岩のりで。


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★箸置きも出雲、勾玉。境港の水木ロードのお土産やさんで求めた、目玉の親父のおちょこ。

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★柴又駅のホームにも寅さん!! 帝釈天、こじんまりとした良いお寺でした。


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★出店もいい感じ!!「風街!!??」 参道の食堂、そそられる陳列棚ですな〜


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★A HAPPY HEW YEARと回っていました。 地上350m、展望台からの夜景、魔都、東京!!

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