なので、生誕百年記念で渋谷のLOFT9で開催された「石井輝男生誕百周年記念トークライブ”ALL ABOUT KING OF CULT”」でも、あらためて石井輝男監督の普遍的な人間の描き方に惚れ直してしまうのでした。
この日は、下村健さんの司会で、網走番外地シリーズなどで石井組の助監督を務めていた伊藤俊也監督、内藤誠監督といった巨匠から、えぐりこむような撮影裏話が聞けたり、「徳川いれずみ師 責め地獄」での片山由美子さんの主演抜擢の裏話や、飛び入りで橘ますみさんとお二人で、あの、昭和の大スターの禁断のお話も伺えたり・・・。
「ゲンセンカン主人」「無頼平野」からは、佐野、石川真希、そして水木薫さん。
キャスティングの経緯とか、水木さんからは初めて伺うお話も聞けて、石井監督のキャスティングのセンスの一端を垣間見たようでした。
その後の「盲獣VS一寸法師」「ねじ式」からは藤田むつみさん。ここでも、監督の容赦ない演出ぶり健在に驚かされたり。
そしてそして、石井組の看板俳優のおひとり、吉田輝雄さんにお会いできたのは本当に嬉しかったです!!