雑記帳 二〇二四年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二三年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二二年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二一年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二〇年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十九年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十八年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
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二〇十六年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
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二〇十三年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
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二〇〇九年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇八年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇七年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇六年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
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橘井堂二〇二三年霜月四日

先月末、10月28日、新潟県新発田市の吉原写真館で開催中の「まなざしの先の俳優・佐野史郎」展に併せ、館主、吉原悠博さんとのトークショーが行われました。
「写真の町シバタ2023」と題し、町全体が写真展、さまざまな店舗やギャラリーなどに写真が飾られておりました。
で、吉原写真館の写真展もその中のひとつ。
なんだか、たいそうなタイトルですし、気恥ずかしいところもあるのですが、そこは腹を括って、トークイベントにも参戦!!
司会はフリーアナウンサーの冨高由喜さん。
途中、写真家の平間至さんや、箱根彫刻の森でも開催中の「佐野史郎写真展 瞬間と一日」の学芸員のおひとり、辻井有里さんも飛び入り参加して、楽しく、また濃密なひと時を過ごすことができました。
会場となったのは写真館のスタジオですから、お客様は50人ほど。なかなかの熱気だったのは、歴史ある写真館のスタジオという場所の力も大きかったのだと思います。わざわざ東京や遠方からお越しいただいた方もいらっしゃいました。
ありがたや!!

そもそもは、10年以上前、平間至さんが紹介したい人がいる・・・というので吉原さんとお会いしたのですが、その時は、新発田という町の名前すら知らないでおりました^^”
何やら、僕の写真のことが気になっていらっしゃるとのことで、吉原さんと平間さんと三人、青山のスパイラルのカフェでお茶。
何かを一緒にやる・・・てな話でもなく、ただ雑談していただけだった記憶でしたが・・・。
その後、新潟の写真館協会のイベントにお招きいただいたりと、何度か新潟や新発田にはお邪魔していたのですけれど、以前、父、義和の撮影した新婚時代の二人の写真や、僕の幼少期の写真をお見せした時から、いつか新発田で写真展を!!と熱望いただき、今回、実現の運びとなったのでした。

佐野史郎 meets SKYE のアルバム『ALBUM』のジャケット写真を吉原写真館で、どうしても撮りたかったのも、音楽のアルバムと写真のアルバムのイメージを重ね合わせたかったからでしたが、その時のオフショットなども今回の写真展では併せて展示しております。
僕自身が撮影したものは、佐野史郎の写真展のタイトルではあるのですが、実はピンホールカメラで撮影したセルフポートレート一点のみ。
被写体の自分が、父や写真館の覗くレンズの向こうに、さらに古代の出雲や越とのつながりをも感じることができれば・・・との、実は壮大な時空の感覚が漂う展示なのです。

吉原さんは、今回の写真展のために、出雲、奥出雲、松江の神社や聖地を巡り、さらに新潟・・・越に残る出雲の地とのつながりをも写真に収め、映像作品として展示もなさっています。
明治から残る文化財でもある古き写真館は、クラウドファウンディングで修繕も行い、今後はギャラリーとしても、いろいろな可能性がありそうです。
スマホなどで、写真を撮ることが日常となった現代、それでも、写真館で写真を撮ることの意義は深いなと、しみじみ思いました。
撮るにしろ、撮られるにしろ、レンズと向き合うということは、己自身と向き合うということなのだな・・・とも。

箱根彫刻の森の写真展「瞬間と一日」でも、両親や佐野家に残る写真、僕の作品を通して出雲や越とのつながりや、古代史にまで遡っておりますが、一瞬の積み重ねの上に見えるもの、感じられるものを、これからも大切にしたいと思うのでした。

いや〜、それにしても、新発田の人たちや、お店も濃い!!
楽しかったなあ〜〜〜。
前乗りして、近くの月岡温泉に泊まったのですが、こちらのお湯やお料理も最高!!でした。

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★レトロモダン、そのもの!!


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★左から吉原悠博さん、平間至さん、さの。なんのユニットじゃ!!??^^"


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★階段の壁面の両親。


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★ラブラブな両親・・・なんだかなあ・・・

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★佐野家のアルバム。まあ、たくさん撮っていたものです。感謝!!


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★カメラオブスキュラ。壁に取り付けたレンズから映し出される外景。


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★4×5のすりガラスに映し出される写真機の像。さまざまな展示の仕方、面白かった〜〜。


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★吉原さん独特の縦構図の映像作品「越と出雲」より。松江城と神魂神社かな?

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★CDも販売。サインしなきゃ。吉原さんは美術の先生でもあり、生徒さんに手伝っていただきました。


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★吉原写真館のスタジオ。自然光が取り入れられるので、柔らかな光の写真は、特別な味わいです。


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★月岡温泉、あわびにのどぐろ、すき焼きに栗ご飯、秋を満喫!!

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