雑記帳 二〇二四年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二三年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二二年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二一年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇二〇年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十九年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十八年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十七年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十六年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十五年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十四年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十三年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十二年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇十一年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇一〇年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇九年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇八年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇七年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
二〇〇六年 睦月 如月 弥生 卯月 皐月 水無月 文月 葉月 長月 神在月 霜月 極月
zakki_top.gif

橘井堂二〇二四年神在月三十日

いや〜〜〜、10月はなかなかにハードなスケジュールでした。
ニッポン放送の「山崎貴のオールナイトニッポン」で山崎監督とゴジラ談義・・・は、「ゴジラ−1.0」への正直な想いを正面からぶつけて激アツな時間を過ごさせていただきましたが、とにかく、山崎監督が、真摯に受け止めてくださり、さまざまなものの見方を受け止める眼差しの大切さを教えていただいた時間ともなりました。
とはいえ、それで、映画への感想が変わるわけではありませんが・・・^^”
司会のニッポン放送アナウンサー、新行市佳さんも筋金入りの特撮オタクで、かなりマニアックな時間となりましたが、他にも「シン・ゴジラ」などの樋口真嗣監督、音響効果の井上奈津子さんが揃い、スタジオは沸騰状態だったかもしれません。

その熱を抱えたまま、韓国に渡り、帰国後も、「お宝レコード発掘の旅 あなたの思い出の曲かけさせてください」NHKの「ラジオ深夜便」の収録があったり、またまたそうして韓国へ・・・今月は韓国とを三往復!!!

乗り越えられるか不安もありましたが、インチョン空港から米子まで直行便が出ているので、韓国から米子空港へ入り、そのまま松江での「MG55周年記念ライブ&パーティー」のリハーサルに。
その後、共に出演の山本恭司と松江南高校7ルームの同窓会へ。
みんな歳とったし、亡くなった友人たちもいるけれど、集まれば、皆、昔と変わらずで嬉しくなってしまいます。

翌日は午前中に、ライブ翌日の宍道、来待ストーンでの「小泉八雲朗読のしらべ 怪談百弍拾」のリハーサルをキョージと行い、そのままMGライブに突入!!

しっかし、キョージも、LiLica*さんと一緒に情緒あふれる世界を繰り広げたかと思ったら、湯川トーベンb、森信行drとのスリーピースでジミヘンの「パープルヘイズ」「リトルウイング」、ステッペンウルフの「Born to Be Wild」でハードロック炸裂!! そして佐野とバンドメンバーと一緒に遠藤賢司さんの「夜汽車のブルース」を🎶どれだけタフなヤツなんだ〜〜〜と、敬服するばかり!!

こちらもそのエネルギーに突き動かされ、また、前日が遠藤賢司さんの命日だったこともあり、エンケンさんに、そして、喫茶MGを続けて来てくれたアッちゃんと、カツ丼など、美味しい食事を提供してくれる弟さんのカッチャンに、そしてMGを愛する皆さんに捧げるべく、MGのことをも思って作った曲「メロディハウス」を演奏しました。
そうして、鈴木茂さんに参加していただき、はっぴいえんどの「かくれんぼ」を。
茂さんに歌っていただき「氷雨月のスケッチ」も。
あ〜〜〜、夢のようでした・・・。

茂さんもアッちゃんの急な無茶振りリクエストでヴェンチャーズVerのインスト「朝日の当たる家」そして、予定にはなかった「ソバカスのある少女」も。 「花いちもんめ」「砂の女」で爆上がりでした!!!

最後は大塚まさじさんや浜田真理子さんら出演者全員で、高田渡さんの「自転車に乗って」を。
MGライブの常連だった中川イサトさんも、渡さんも、もういないけど、この日はエンケンさんとも仲良く、来ていたはずと思います。

ライブを乗り切って、「小泉八雲朗読のしらべ」は、来待石の石切場にある来待ストーンのミュージアムで行いましたが、宍道高校の生徒さんたちにも飾り付けなどご協力いただき、充実したステージを繰り広げることができました。
プログレバンドを自称する、我ら小泉八雲朗読ユニットですので、雰囲気が否が応でも盛り上がるシチュエーションでした!!!

怒涛の10月でしたが、出雲地方は神在月。
帰る日には、菩提寺の善光寺へ佐野家のお墓参り、古き出雲の神々、イザナギ、イザナミを祀る、神魂神社にお参りして、帰京しました。

韓国〜出雲の俳優、音曲の旅は、古代神話をたどり、国を分け隔てず争わず、平和への想いを願う道程だったのかもしれません。

photo

★13年前に訪れた時とは変わって、高層ビルが林立する近代的な風景ばかり・・・と思っていたのは大間違い!! 大田〜テジョンの市場で変わらぬ韓国を満喫!!


photo

★太刀魚、タコ、アワビ・・・魚介類も豊富でした。


photo

★まず、観光客は訪れそうもない喫茶店で、年寄りが飲むという滋養強壮の双和茶(サンファ茶)。 木の実と卵黄が浮かぶ薬草茶、味は、まあ、その〜薬草茶でした^^"


photo

★山﨑貴監督と熱く語り合いました・・・全員、ゴジラ愛炸裂!!!!


photo

★5時間にわたるライブは、MGフェス!!でした🎵


photo

★来待ストーン、野外フェスもできそう!!??


photo

★小泉八雲の朗読は、「お貞の話」「雪女」など・・・「蓬莱」も、この雰囲気にピッタリでした。


photo

★来年も、各地で朗読公演、行う予定です。お楽しみに!!


photo

★小泉八雲旧居、記念館へも。


photo

★小泉八雲旧居から松江城のお堀に沿って、MGへ。


photo

★神魂神社、何か空気が違う・・・


photo

★この土地で、何千年、何万年もの間、どのようなことが起きていたのだろうか・・・

zakki_bottom.jpg

戻る
zakki_top.gif

橘井堂二〇二四年神在月二十日

今月は、韓国とを行ったり来たり。
2011年、東日本大震災の時、カン・ジェギュ監督「マイウェイ」の撮影で行った以来だから、13年ぶり。
渡航するのも2019年の「小泉八雲 朗読のしらべ」アメリカツアー以来だから5年ぶり。
アメリカやヨーロッパとは違って、韓国はお隣の国だし、飛行機で2時間で着くので、ほとんど国内を移動しているのと変わらない感覚です。

久しぶりの韓国は、ソウルは素通りだったので、よくわかりませんが、地方都市へと移動していると、どの街も高層ビル、高層マンションが林立。
ずいぶんと風景が変わりました。
日本では、車で移動していると、鄙びた風景や家屋があり、どこの地方に行っても、駅前やコンビニのある風景で変わらなくなってしまった・・・とは言っても、それでもまだ、それぞれの土地の個性はあるのだな・・・と再確認。
いや、韓国も、表面はすっかり近代化されたように見えても、きっと、まだまだ歴史を感じさせる風景や建物があるに違いありません。
ちょっと旅行したぐらいでは、その魅力は、そう簡単にはわからないのかもしれません。

で、美味しいもの食べに・・・となると、そこは、それぞれ個性があって、嬉しくなってしまいます。
ああ、どれもみんな美味しかったなあ〜〜〜〜。
案の定、帰国して体重を測ったら2キロ太ってました^^”
大病で闘病後は、7キロくらい痩せてしまっていましたから、退院後から5キロは体重戻りましたし、太ったとはいえ、元に戻った感じかな?

日本の激辛ブームで、舌が慣れてしまっているからかもしれませんが、唐辛子の丸かじり以外は、どの料理も、そこまで辛くは感じませんでした。野菜もたっぷりだし、栄養バランスいいな〜。
中でも、牛骨のスープ?の、ソルロンタンは、薄味だし、日本人の口に合うんでしょうね?いや〜〜、絶品でした!!
鶏鍋のサムゲタンも!!
変わったところでは、どんぐりのチジミとか麺状のお豆腐みたいなのとか・・・

食べてばっかり・・・ではあったかもしれませんが、仕事も濃密で、まだしばらくは韓国との往復が続きそうです。

出雲地方、松江出身の私ですが、母方は出雲大社のある町の出身ですし、父方のルーツも、出雲は斐川平野。芸能の仕事に携わる身としては、古事記など、神話や古代史にも興味を持ち続けているので、韓国に体を置いて、日本を、出雲を感じると、出雲から見れば、能登に行くのと、韓国まで渡るのと、距離もそれほど変わらないし、新羅や伽耶と、筑紫や豊、越の国への感覚は、同じ違う国・・・あるいは、同じネットワークの地域・・・として感じられていたのかもしれないなあ〜と実感。
でも、その感覚が、みんなひとつなんだから、統合して・・・てな風に感じたのかもしれないなあ・・・と、融和と占領が紙一重なのかもしれない・・・恐ろしいな・・・と、思ったり。

日本古代史もだけど、韓国や中国の歴史を辿ることで初めて見えてくることがあるように感じています。
いや、これは、世界中繋がっていることですから、遡ればキリはないでしょうけれど。
少なくとも、戦後史、ユダヤ人や、日本での差別問題を辿ることで見えてくることがあるはず。
「光州事件」「保導連盟事件」「済州島四・三事件」韓国の暗黒史、日本の暗黒史から紐解いていく先に、平和への糸口が見つかれば良いのですが・・・

1974年、「唐版・風の又三郎」でパレスチナ公演を行った状況劇場でしたから、今更何を言ってるんだ!!と、亡き恩師、唐十郎には一喝されてしまいそうではあります^^"

photo

★ディープな世界、まだまだあるはず!!サムゲタンの美味しいお店でした。


photo

★サムゲタン、絶品!!


photo

★ドングリのチジミ。風味は特に感じませんでしたが、食べやすく、美味しかったです。


photo

★中華でいただいた冷菜の盛り合わせ・・・なんですが、韓国料理かな?スープは見た目ほど辛くはなかったです。"


photo

★カルビタン、前菜は必ずつきます。こちらも、美味しかった〜!!


photo

★街から、ちょいと離れたとこにある、食堂。


photo

★ソルロンタン、お塩と唐辛子はお好みで。今回No,1だったかな?


photo

★餃子は蒸してあって、大きい!!お味は、水餃子の感じ。


photo

★ジャージャー麺もよく食べるそうですが、食べたのはほうれん草入りの麺でした。 ジャージャー麺には、たくあんが付いてないとダメなんだそうです。


photo

★韓国の人はフライドチキンもよく食べます。4人でこの量がフツーだとか。手で食べるときは、ビニール手袋で。 こちらは、大根のサイコロ状のお漬物が付いているのが掟だそう。


photo

★人気のパン屋さん。戦後、米軍が小麦粉を下ろしていた街からパンが広がっていったそう。 挟んであるバターの量が多すぎ!!みたいなのはあったけど、どれも美味しかったです。

zakki_bottom.jpg

戻る

目次ヘモドル